5月3日に開催された世界国・地域別男女混合対抗戦スディルマン杯(中国・厦門)7日目は、決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。決勝をかけた戦いは、優勝候補の中国と韓国がそれぞれ勝利を飾っている。
前回大会準優勝の韓国は、インドネシアと対戦。第1試合は混合ダブルス。韓国は徐承宰(ソ・スンジェ)/蔡侑玎(チェ・ユジュン/上写真・左)で白星をねらい、インドネシアは一番手ペアを出さずにフェルディナンシャー/ラマダンティを起用。すると、徐承宰/蔡侑玎が2−0のストレートで快勝し、男子シングルスにつなげる。その男子シングルスは、インドネシアの若手ホープ、アルウィ・ファルハンがコートに立ち、第1ゲームを奪われたものの、第2ゲーム、最終ゲームともに8本に抑えて逆転勝利をつかんだ。
ポイントが1−1になると、女子シングルスはアン・セヨンがプトリ・クスマ・ワルダニとの勝負を18本、12本で制し、韓国が2−1でプレッシャーをかける。ここで登場したのが3月の全英オープン(Super1000)を制した徐承宰(上写真・左)/金ワンホ。対するインドネシアはフィクリ/マーティンで勝負をかけると、1時間を超える熱戦は、ファイナルゲーム25−23でインドネシアペアが勝利。2−2の同点とした。
最終試合は女子ダブルス。韓国は李紹希/ペク・ハナ(上写真・右)、インドネシアはペアを崩してラマダンティ/プラティウィでポイントねらうと、互いに1ゲームずつを奪い合い、ファイナル勝負に。最後は21−15で韓国ペアが制して、韓国が3−2でインドネシアに勝利。決勝進出を決めた。
5月3日の結果、5月4日決勝の対戦カードは以下の通り。
■決勝トーナメント
▼準決勝(5月3日)
韓国 3–2 インドネシア
XD 徐承宰/蔡侑玎②〔21−10、21−15〕0●フェルディナンシャー/ラマダンティ43分
MS チョ・ゴンヨプ●1〔21−16、8−21、8−21〕②アルウィ・ファルハン64分
WS アン・セヨン②〔21−18、21−12〕0●プトリ・クスマ・ワルダニ46分
MD 徐承宰/金ワンホ●1〔18−21、21−13、25−23〕②フィクリ/マーティン68分
WD 李紹希/ベク・ハナ②〔21−10、18−21、21−15〕1●ラマダンティ/プラティウィ91分
中国 3−0 日本
XD 馮彦哲/黄東萍②〔21−11、21−17〕0●緑川大輝/五十嵐有紗45分
MS 石宇奇②〔21−8、21−16〕0●奈良岡功大44分
WS 陳雨菲②〔17−21、21−9、21−16〕1●山口茜76分
MD 梁偉鏗/王昶 試合なし 保木卓朗/小林優吾
WD 譚寧/劉聖書 試合なし 志田千陽/松山奈未
▼決勝(5月4日)
中国 – 韓国
文/バドミントン・マガジン編集部
写真/BADMINTONPHOTO
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