4月30日に開催された世界国・地域別男女混合対抗戦スディルマン杯(中国・厦門)4日目は、予選リーグが行なわれた。
▼予選リーグ(日本)
▼予選リーグ(結果)
優勝候補の中国は、グループAの強豪国であるタイと対戦。中国は、混合ダブルスの馮彦哲(フォン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)がストレート勝ちで勢いをつけると、続く男子シングルスの李詩灃(リ・シフェン/上写真)は、タイのカンタフォン・ワンチョレンに、最終ゲームまで持ち込まれるも2−1で勝利。タイにプレッシャーをかける。
負けられないタイは、女子シングルスのベテラン、ラチャノック・インタノン(上写真)が、中国のエースに成長した王祉怡(ワン・ジーイ)をファイナル勝負の末に退けポイントをつかむ。この勝利を逆転につなげたかったタイだが、男子ダブルス、女子ダブルスは中国ペアが2-0で快勝。中国が4−1でタイを下し、グループリーグを首位で通過した。
グループBは、韓国と台湾が激突。韓国は、混合ダブルスに元世界王者ペアの徐承宰(ソ・スンジェ/上写真・左)/蔡侑玎(チェ・ユジュン)を起用し、12本、10本で圧勝。女子シングルスはアン・セヨンが世界ランク1位の実力を発揮し、21−7、21−13で快勝した。続く第3 試合の男子シングルスは、台湾の林俊易(リン・チュンイ)が圧倒して流れが台湾に傾きかけたが、女子ダブルスの李紹希/ベク・ハナ、男子ダブルスの徐承宰/金ワンホが競り合いを制し、韓国が4−1で勝利。グループ1位を守り、決勝トーナメント進出を決めた。

30日の結果、5月1日の対戦カードは以下の通り。
■予選リーグ(30日)
▼グループA
中国(3勝)4−1 タイ(2勝1敗)
香港(1勝2敗)5−0 アルジェリア(3敗)
▼グループB
韓国(3勝)4−1 台湾(2勝1敗)
カナダ(1勝2敗)4−1 チェコ(3敗)
■予選リーグ(5月1日)
▼グループC
日本(2勝) ー マレーシア(2勝)
フランス(2敗) ー オーストラリア(2敗)
▼グループD
インドネシア(2勝) ー デンマーク(2勝)
インド(2敗) ー イングランド(2敗)
▼過去のレポート
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文/バドミントン・マガジン編集部
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