5月25日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアマスターズ（クアラルンプール／Super500）5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は女子ダブルスの中西貴映／岩永鈴が決勝進出を決めている。
日本勢で唯一準決勝まで勝ち上がっている中西（上写真・右）／岩永は、準決勝でG・ストエワ／S・ストエワ（ブルガリア）と対戦。過去の対戦成績では1勝3敗の相手に対して、中西／岩永は第1ゲームを21-14で先制する。第2ゲームに入ると中盤まで激しいポイントの奪い合いをとなったが、後半に抜け出したのは日本ペア。11-13から連続得点で16-13とリードすると、そのまま点差を離して21-16で勝利。難敵を下して決勝進出を決めた。
男子シングルスは、ビクター・アクセルセン（デンマーク）と地元マレーシアのリー・ジジャが決勝に進出。女子シングルスは、長らくツアーの決勝戦から遠ざかっているプサルラ・V.シンドゥ（インド／上写真）が、タイ選手とのファイナル勝負を制して準決勝を突破した。決勝は王祉怡（ワン・ジーイ／中国）と対戦する。
準決勝（5月25日）の結果、決勝（5月26日）の対戦カードは以下の通り。
【女子ダブルス】
▼準決勝（5月25日）
中西貴映／岩永鈴②〔21−14、21−16〕０●G・ストエワ／S・ストエワ（ブルガリア）48分
申昇瓚／イ・ユリム（韓国）②〔21−16、21−11〕０●タン／ティナー（マレーシア）46分
▼決勝（5月26日）
中西貴映／岩永鈴 – 申昇瓚／イ・ユリム（韓国）
【男子シングルス】
▼準決勝（5月25日）
ビクター・アクセルセン（デンマーク）②〔21−6、21−13〕０●陸光祖（中国）38分
リー・ジジャ（マレーシア）②〔21−15、21−17〕０●伍家朗（香港）43分
▼決勝（5月26日）
ビクター・アクセルセン（デンマーク） − リー・ジジャ（マレーシア）
【女子シングルス】
▼準決勝（5月25日）
プサルラ・V.シンドゥ（インド）②〔13−21、21−16、21−12〕１●ブサナン・ンバルンパン（タイ）88分
王祉怡（中国）②〔21−9、21−11〕０●張藝曼（中国）39分
▼決勝（5月26日）
プサルラ・V.シンドゥ（インド） − 王祉怡（中国）
【男子ダブルス】
▼準決勝（5月25日）
ジン・ヨン／ナ・スンソン（韓国）②〔21−19、21−13〕０●何濟庭／任翔宇（中国）43分
アストルップ／ラスムセン（デンマーク）②〔21−13、21−19〕０●アリフ／ヤップ（マレーシア）43分
▼決勝（5月26日）
アストルップ／ラスムセン（デンマーク） − ジン・ヨン／ナ・スンソン（韓国）
【混合ダブルス】
▼準決勝（5月25日）
ゴーSH／ライSJ（マレーシア）②〔21−11、21−19〕０●チェンTJ／トーEW（マレーシア）40分
リバルディ／メンタリ（インドネシア）②〔26−24、14−21、21−18〕１●クリスチャンセン／ボエ（デンマーク）75分
▼決勝（5月26日）
リバルディ／メンタリ（インドネシア） − ゴーSH／ライSJ（マレーシア）
文／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO
