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【フランスオープン2024】福島由紀&廣田彩花が久々の実戦復帰で白星発進!大堀と奥原の対決は大堀に軍配!<初日結果>

3月5日にBWFワールドツアー・フランスOP(パリ/Super750)が開幕した。7月末にスタートするパリ五輪の使用会場で行なわれている同大会は、通常の10月開催から半年以上も繰り上げて実施。大会初日は各種目1回戦の半分が行なわれ、日本代表も出場。五輪レースも終盤戦に入り、出場権獲得に向けた激しい戦いが繰り広げられた。

女子シングルスは、日本の“2枠目”を争う大堀彩(上写真)と奥原希望が1回戦から激突。勝てば五輪レースの順位争いに大きく影響する直接対決は、第1ゲームを奥原が先制。第2ゲームは大堀彩が21-19で制して1−1のイーブンに持ち込むと、その最終ゲームは12オールから8連続得点で突き放した大堀が勝利。78分の接戦をモノにし、2回戦へと勝ち上がった。

女子ダブルスは、12月の国際大会で左ヒザを負傷した廣田彩花と福島由紀が、ペアとしては久々の実戦復帰。負ければ日本ペアとの順位争いから後退する可能性があるなか、2人は格下のアメリカペアに対して第1ゲームを落とす展開。第2ゲームに入ってもなかなかペースが握れず、19−20で先にマッチポイントを奪われる状況になった。しかし、ここからねばり強さを見せる福島/廣田が、なんとか22-20で逆転に成功。ファイナルゲームはようやく主導権を掌握した福島/廣田が21-12で制し、初戦を突破した。また、松本麻佑/永原和可那と中西貴映/岩永鈴の日本ペア対決は、2−0で制した松本/永原に軍配が上がっている。

混合ダブルスは、初日に金子祐樹/松友美佐紀のみが出場し、インドネシアの若手ペアを下して2回戦へ。男子シングルスは西本拳太、渡邉航貴、常山幹太の3選手がコートに立ったが、白星はつかめず全員初戦敗退に終わっている。

3月5日(1回戦)の結果、3月6日(残りの1回戦)の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦(3月5日)

西本拳太●1〔21−16、15−21、5−21〕②林俊易(台湾)71分

渡邉航貴●0〔11−21、17−21〕②李詩灃(中国)54分

常山幹太●1〔21−15、15−21、3−21〕②ラクシャ・セン(インド)63分

▼1回戦(3月6日)

奈良岡功大 – チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ(インドネシア)

【女子シングルス】

▼1回戦(3月5日)

大堀彩②〔17−21、21−19、21−14〕1●奥原希望78分

▼1回戦(3月6日)

山口茜 – 高昉潔(中国)

【男子ダブルス】

▼1回戦(3月6日)

保木卓朗/小林優吾 – ダン/ホール(スコットランド)

三橋健也/岡村洋輝 – ヤクラ/ドン(カナダ)

【女子ダブルス】

▼1回戦(3月5日)

福島由紀/廣田彩花②〔14−21、22−20、21−12〕1●A・シュー/K・シュー(アメリカ)78分

松本麻佑/永原和可那②〔22−20、21−11〕0●中西貴映/岩永鈴44分

▼1回戦(3月6日)

櫻本絢子/宮浦玲奈 – 李怡靖/羅徐敏(中国)

志田千陽/松山奈未 – トラン/ランベール(フランス)

【混合ダブルス】

▼1回戦(3月5日)

金子祐樹/松友美佐紀②〔20−22、21−19、22−20〕1●リバルディ/メンタリ(インドネシア)

▼1回戦(3月6日)

山下恭平/篠谷菜留 – 鄧俊文/謝影雪(香港)

緑川大輝/齋藤夏 – タベリング/ピキ(オランダ)

渡辺勇大/東野有紗 – クシャリヤント/クスマワティ(インドネシア)

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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