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【ワールドツアーファイナルズ2023】「ロングラリーを我慢できているのを実感したので、そこは成長だと思う」(志田千陽)<3日目予選リーグ/選手コメント-2>

12月15日にBWFワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)3日目が開催された。限られた世界のトップランカーのみが出場できる大会に、日本選手も出場。年間ツアー王者の称号をかけて、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。ここでは、試合を終えた選手たちのコメントを紹介する。

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女子ダブルス
志田千陽/松山奈未(右)

予選リーグ・グループA:李紹希/ペク・ハナ(韓国)に1-2で敗戦。2勝1敗で決勝トーナメント・準決勝に進出

――試合を振り返って

志田 第1ゲームは自分たちが6点ぐらいリードしていたのに、中盤に自分たちのちょっとしたミスが出てしまいました。ディフェンスで合わせられなかったり、点数を取り急いでしまったりして。2ゲーム目は立て直したけど、ファイナルゲームの出だしで、また先にいかれてしまいました。

後半から明日(の準決勝)につながるように、気持ちを切り替えてやりきったという部分はありますが、やっぱり(試合を)取り切れなかったので、“こうしたほうがよかった”という反省点が残る試合。でも、それを収穫だと思って、明日もし当たったらリベンジできるようにしたいなと思います。

松山 1ゲーム目を取りきれなかったことが敗因だと思います。でも、久しぶりに長い試合をした中で、相手にやられる球や、決まる球も今日はいろいろ見つかった。自分たちの成長にもつながるような試合になったと思います。明日もし当たることがあれば、今日の反省を生かしてリベンジしたいです。

――昨日はディフェンスができている時は勝てるという話をしていた。今日はどうだったか

志田 2ゲーム目は100点だったと思います。1ゲーム目の出だしも、自分たちのスピードが相手に効いていたので、すごいよかったです。中盤に(レシーブで)上げるしかない場面での1球目のディフェンスの球が合ってなかったり、攻め急いでしまったという部分はありましたが、ディフェンスでやれることは増えてきている。ロングラリーも我慢できているのを実感したので、そこは成長かなと思います。

―松山選手はどういうところが収穫だったか

松山 2ゲーム目は攻撃も決まって気持ちも上がっていたので、そのプレーがずっとできればと思いました。相手はレシーブで精神を安定させることが多いけど、レシーブができなくなればこっちのものだと思っていたので、精神的に相手を迷わせるような球出しなどをファイナルゲームでしっかりできればよかった。でも、出だしで自分がミスをしてしまったり、相手にラッキーになるような球を与えてしまっていた。そこはほんとに反省点だなと思います。

構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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