【ワールドツアーファイナルズ2023】「点数が欲しい時に体が前にいきすぎてスペースが空いてしまった」(小林優吾)<2日目予選リーグ/選手コメント-3>

12月14日にBWFワールドツアーファイナルズ(中国・杭州)2日目が開催された。限られた世界のトップランカーのみが出場できる大会に、日本選手も出場。年間ツアー王者の称号をかけて、海外のライバルたちと熱戦を繰り広げている。ここでは、試合を終えた選手たちのコメントを紹介する。

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男子ダブルス
保木卓朗/小林優吾(前)

予選リーグ・グループA:王昶/梁偉鏗(中国)に0-2で敗戦

――第1ゲームは惜しい内容だった

保木 あそこで勝てなかったのが、今日の敗因かなって思います。もったいなかった試合です。

――最後の2本も相手のサービスまわりにやられていた

保木 自分たちが単純にいき過ぎてしまったので、もう少し変化をつけてやればよかったと思います。そういった場面は自分たちもたくさん経験してる。その中で反省できてないところが、一番のよくない部分かなって思います。今日負けてしまったことは仕方がない。切り替えて明日、という気持ちで頑張りたいと思います。

――対戦成績は五分五分。今日はどんな対策で臨んだか

小林 2ゲーム目の途中まではノーロブの展開ができました。王昶選手に捕まらないような、すごい速いドライブではなく、ちょっと押した長めのドライブで相手のミスを誘うプレーです。(1ゲーム目の)終盤、点数が欲しかったのか、体が前にいきすぎてしまってスペースが空く展開が多く、そこで王昶選手に捕まってやられてしまった。最後までしっかりやっとけばよかったなと思いました。

――2ゲーム目は、なかなか最初から流れがつかめなかった

保木 1ゲームの負けを引きずってしまったのもあるけど、どうにか(展開を)変化させなきゃいけないとは思うんですけど、その中で自分たちが簡単なミスを繰り返してしまった。一番もったいない展開。あそこで、もう1回ねばれるようなプレーヤーにならないと、もっと上にはいけないと思う。この負けを勉強だと思って、次切り替えていきたいと思います。

――こういう接戦をものにするには、何が必要か

小林 接戦で負ける展開というのは、自分たちがリードして、先に20点や19点を取ってからの展開でやられることが多い。終盤の戦い方は、今までやってきたことを変えないのか、少しチェンジしていくのかを話し合いながらになる。意思疎通をしっかりして、コミュニケーションを取れるようになれば、1点の重みをお互いに認識できたのかなと思う。そこが少し反省かなと思います。

構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2023/12/14

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