12月10日、国内トップチームが争うバドミントンS/Jリーグ2023さいたま大会（埼玉・サイデン化学アリーナ）で開催された。ここでは、女子2試合のダイジェストをお伝えする。
【女子ダイジェスト】
さいたま大会の女子は、SブロックのBIPROGY対広島ガスと、Jブロックの北都銀行対東海興業の2カード。このうち、BIRPGOGYと広島ガスの対戦では、日本B代表の中西貴映／岩永鈴が広島ガスの小田菜摘／新見桃芭に13本オールと快勝。
BIPROGYは続くシングルスでも杉山薫（上写真）が近藤七帆を相手にファイナルゲームに持ち込まれたが、「相手はストロークもディフェンスもよかった。よく我慢して勝てた」とはBIPROGYの平山優監督。杉山がファイナルゲームを21−14で制してBIPROGYは勝利が確定。結局、第2ダブルスも大竹望月／髙橋美優がストレート勝ちしたBIPROGYが3連勝を飾った。
北都銀行と東海興業の試合は北都銀行が勝利。北都銀行はBWFワールドツアーファイナルズ（中国・杭州／12月13日開幕）出場のため、エースである松本麻佑／永原和可那を欠いたが、残ったメンバーが奮闘した。
まず、第1ダブルスでは北都銀行の小松ゆい／永渕妃香が、肥田木あかり／遠藤心夏とのファイナル勝負を制して流れをつかむ。すると、北都銀行のシングルスを任された舛木さくらは、12連続得点などで第1ゲームを逆転勝ちすると、第2ゲームも21−16でストレート勝ち。苦戦も予想された北都銀行だったが、終わってみれば第2ダブルスの飯島真恵七／田中果帆も勝利しての3−0と、東海興業に競り勝って開幕から3連勝で年内のリーグ戦を終えた。
▼Sブロック（12月11日）
BIPROGY（3勝）３−０ 広島ガス（1勝3敗）
中西貴映／岩永鈴②〔21−13、21−13〕0●小田菜摘／新見桃芭
杉山薫②〔23−21、12−21、21−14〕1●近藤七帆
大竹望月／髙橋美優②〔21−15、21−15〕0●山藤千彩／志波寿奈
▼Jブロック（12月11日）
北都銀行（3勝）３−０ 東海興業（3敗）
小松ゆい／永渕妃香②〔21−16、12−21、21−12〕1●肥田木あかり／遠藤心夏
舛木さくら②〔21−17、21−16〕0●海老澤花
飯島真恵七／田中果帆②〔21−9、21−16〕0●園田絵里奈／中山うらら
取材・文／吉井信行
写真／斎藤豊
S/Jリーグ2023
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