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【アークティックOP2023】日本勢は準決勝で敗退。常山幹太、松本&永原ら上位候補は決勝に勝ち進めず<準決勝結果>

10月14日に開催されたBWFワールドツアー・アークティックOP(フィンランド・ヴァンター/Super500)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は3種目で決勝をかけた戦いに挑んだが、海外のライバルたちに屈してベスト4に留まった。

準々決勝/4日目結果
(10月13日)

2回戦/3日目結果
(10月12日)

1回戦/2日目結果
(10月11日)

1回戦/初日結果
(10月10日)

男子シングルスの常山幹太(上写真)は、上位大会では4月のアジア選手権以来の準決勝進出。ここで勝って世界ランキングの順位を一つでも上げたいところだったが、マレーシアのン・ツェヨンに対して第1ゲームは12-21で落とす展開。第2ゲームからの巻き返しをねらったものの、勢いのある相手のペースを崩せず16本で失い、0-2で敗戦。決勝進出はならなかった。

女子ダブルスは松本麻佑(上写真・右)/永原和可那、中西貴映/岩永鈴の2ペアが準決勝に登場。松本/永原は若手の中国ペアに対して第1ゲームこそ18-21と競ったスコアとなったが、第2ゲームは16-21で奪われストレート負け。中西/岩永もタイの一番手ペアに15本、14本で敗れ、こちらも決勝の切符はつかめなかった。

混合ダブルスの緑川大輝(上写真・左)/齋藤夏は、準決勝で中国の馮彦哲(フェン・イェンジァ)/黄東萍(ファン・ドンピン)と対戦。世界ランク3位の相手に対して、第1ゲームこそ15本を奪ったが、第2ゲームは9本に抑えられて0-2負け。それでも、9月中旬の香港OP(Super500)に続くベスト4入りを果たした。

14日準決勝の結果と15日決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準決勝(10月14日)

リー・ジジャ(マレーシア)◯〔21−17、13−8、キケン〕●アンダース・アントンセン(デンマーク)53分

ン・ツェヨン(マレーシア)②〔21−12、21−16〕0●常山幹太46分

▼決勝(10月15日)

リー・ジジャ(マレーシア) − ン・ツェヨン(マレーシア)

【女子シングルス】

▼準決勝(10月14日)

韓悦(中国)②〔24−22、21−19〕0●ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)58分

王祉怡(中国)②〔21−12、11−21、21−7〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)63分

▼決勝(10月15日)

韓悦(中国) − 王祉怡(中国)

【男子ダブルス】

▼準決勝(10月14日)

アストルップ/ラスムセン(デンマーク)②〔21−19、21−12〕0●セティアワン/アッサン(インドネシア)33分

テーKW/マン・ウェイチョン(マレーシア)②〔19−21、21−19、21−19〕1●ケアー/ソガード(デンマーク)67 分

▼決勝(10月15日)

アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − テーKW/マン・ウェイチョン(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼準決勝(10月14日)

劉聖書 /譚寧(中国)②〔21−18、21−16〕0●松本麻佑/永原和可那54分

ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)②〔21−15、21−14〕0●中西貴映/岩永鈴48分

決勝進出をねらった中西(手前)/岩永は、世界ランク10位のタイペアにストレート負け

▼決勝(10月15日)

劉聖書 /譚寧(中国) − ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)

【混合ダブルス】

▼準決勝(10月14日)

馮彦哲/黄東萍(中国)②〔21−15、21−9〕0●緑川大輝/齋藤夏37分

蒋振邦/魏雅欣(中国)②〔17−21、21−13、21−14〕1●チェンTJ/トーEW(マレーシア)53分

▼決勝(10月15日)

馮彦哲/黄東萍(中国) − 蒋振邦/魏雅欣(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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