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【ジャパンオープン2023】古賀&齋藤が前回優勝ペアを撃破!日本勢対決は福島&廣田に軍配!<3日目結果>

7月27日に開催されたBWFワールドツアー・ダイハツジャパンオープン(代々木第一体育館/Super750)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本勢は男子ダブルスの古賀輝/齋藤太一が、前回王者で世界ランク3位の王昶(ワン・チャン)/梁偉鏗(リャン・ウェイカン/中国)を2-0で撃破。男子シングルスで2連覇をねらった西本拳太は、クンラビット・ビティサラン(タイ)に0-2で敗れた。また、女子ダブルスの日本勢対決では、福島由紀/廣田彩花が2-0で櫻本絢子/宮浦玲奈(ヨネックス)を破った。

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大会3日目、長く「世界に挑む日本」の光景を日本のファンに見せ続けているジャパンオープンらしい、大きな勝利が生まれた。古賀/齋藤(上写真・左)は、パワーのある 中国ペアを相手に低空戦で勝負。相手の得意なトップ&バックの形にさせず、横並びからのドライブ戦で上回った。齋藤は「引かずにラケットを振れた。(前に)詰められることなく打ち合って、先に落として攻撃できた。速いタッチで相手をサイドに振ろうと思っていた」とねらい通りの展開に持ち込めた手応えを語った。

第2ゲームは、古賀/齋藤が20-17から追いつかれて20-21とひっくり返されたが、最後は意地を見せて23-21で振り切った。古賀は「リードしながら負けることが多いので、少し嫌な雰囲気はあったけど、勝つことができてよかった。今までは勝ちを意識し過ぎて、すぐに(ラリーを)切ろうとするのが多かったので、いけないところは我慢した」と勝負所で冷静さを失わずに対処できたことを勝因に挙げた。

一方、日本勢対決となった女子ダブルスは、福島(上写真・右)/廣田に軍配が上がった。福島が「終わってみれば、1ゲーム目が勝負だった」と振り返った第1ゲームは、常に2点差以内の接戦。互いに前衛の廣田と宮浦を後ろに下げて前方のスペースをねらう展開で21オール。最後はねばり強く攻め続けた福島/廣田が相手のミスを誘って23-21で先取した。

第2ゲームも福島/廣田がリード。ゲーム終盤に6連続失点で1点差まで追い上げられたが、すぐに4連続得点で引き離して逃げ切った。特長も戦術もわかっている同国対決を制し、福島は「日本でファンにプレーを見せられることもなかなかない。チャンスをモノにできるように、もう一度頑張りたい」と歩みを止めずに勝ち続ける意欲を示した。同種目では、松本麻佑/永原和可那(北都銀行)、志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)も勝ち上がり、日本の3強がそろって8強入りを果たした。

そのほか、男子シングルスの奈良岡功大が、アンダース・アントンセン(デンマーク)の途中棄権により準々決勝へ進出。前日の1回戦で桃田賢斗を破った渡邉航貴(上写真)も勝ち上がり、自身初となるSuper750の8強入りを果たした。女子シングルスは、3連覇をめざす山口茜)が順当勝ち。混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗は第1ゲームを落としたが、2ゲーム以降に主導権を奪って逆転勝ちを収めた。大会が進むにつれて日本選手を応援する観客が増えており、山口は「今日は観ている人が多くてうれしかった」と喜んだ。

27日の結果と28日の準々決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼2回戦(7月27日)

奈良岡功大○〔18−18、キケン〕●アンダース・アントンセン(デンマーク)35分

西本拳太●0〔18−21、16−21〕②クンラビット・ビティサラン(タイ)55分

渡邉航貴②〔21−17、21−14〕0●ン・ツェヨン(マレーシア)46分

常山幹太●0〔14−21、16−21〕②ラクシャ・セン(インド)50分

▼準々決勝(7月28日)

ビクター・アクセルセン(デンマーク) − プラノイ・H.S.(インド)

奈良岡功大 – 石宇奇(中国)

クンラビット・ビティサラン(タイ) − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

渡邉航貴 – ラクシャ・セン(インド)

【女子シングルス】

▼2回戦(7月27日)

山口茜②〔21−15、21−16〕0●金ガウン(韓国)40分

大堀彩●0〔12−21、13−21〕②アン・セヨン(韓国)41分

▼準々決勝(7月28日)

山口茜 – グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)

韓悦(中国) − 戴資穎(台湾)

アン・セヨン(韓国) − ラチャノック・インタノン(タイ)

ベイウェン・ツァン(アメリカ) 何冰嬌(中国)

【男子ダブルス】

▼2回戦(7月27日)

保木卓朗/小林優吾②〔21−11、23−21〕0●譚強/任翔宇(中国)40分

古賀輝/齋藤太一②〔21−16、23−21〕0●王昶/梁偉鏗(中国)44分

▼準々決勝(7月28日)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − セティアワン/アッサン(インドネシア)

シェティ/ランキレッディ(インド) − 王齊麟/李洋(台湾)

保木卓朗/小林優吾 – アーロン・チア/ソー・ウィーイク(マレーシア)

古賀輝/齋藤太一 – 劉雨辰/欧烜屹(中国)

【女子ダブルス】

▼2回戦(7月27日)

志田千陽/松山奈未②〔23−21、21−19〕0●ジョリー/プレラ(インド)53分

福島由紀/廣田彩花②〔23−21、21−16〕0●櫻本絢子/宮浦玲奈65分

加藤佑奈/廣上瑠依●0〔13−21、19−21〕②ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)43分

松本麻佑/永原和可那②〔21−6、21−15〕0●許雅晴/林琬清(台湾)26分

▼準々決勝(7月28日)

志田千陽/松山奈未 – 陳清晨/賈一凡(中国)

福島由紀/廣田彩花 – ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)

金昭英/孔熙容(韓国) − クスマ/プラティウィ(インドネシア)

松本麻佑/永原和可那 – 李紹希/ベク・ハナ(韓国)

【混合ダブルス】

▼2回戦(7月27日)

渡辺勇大/東野有紗②〔19−21、21−12、21−11〕1●鄧俊文/謝影雪(香港)57分

▼準々決勝(7月28日)

鄭思維/黄雅瓊(中国) − 葉宏蔚/李佳馨(台湾)

渡辺勇大/東野有紗 – スパク/スピッサラ(タイ)

高成炫/嚴恵媛(韓国) − 馮彦哲/黄東萍(中国)

徐承宰/蔡侑玎(韓国) − デチャポル/サプシリー(タイ)

取材・文/平野貴也

写真/菅原淳

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