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【マレーシアオープン2023】世界女王の山口茜が逆転勝利で頂点に!奈良岡功大、渡辺&東野は準優勝!<決勝戦結果>

1月15日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(クアラルンプール/Super1000)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

5日目結果
(1月14日)

4日目結果
(1月13日)

3日目結果
(1月12日)

2日目結果
(1月11日)

初日結果
(1月10日)

3種目で決勝に勝ち進んだ日本勢。その中で見事頂点に輝いたのは、昨年の世界女王・山口茜(上写真)。ライバルのアン・セヨン(韓国)をファイナルゲームの末に下し、今年最初の国際大会で最高のスタートを切った。

第1ゲームはアン・セヨンにペースを握られ、12-21で落とした山口。しかし、第2ゲームの競り合いをねばり強いラリーで制してファイナル勝負に持ち込むと、アン・セヨンのスピードが落ちた隙を見逃さず、最後は山口が21-11で勝利。国際大会では昨年12月のワールドツアーファイナルズに続く優勝を果たした。

アン・セヨンに逆転勝利を飾り優勝を飾った山口(右)

決勝が行なわれた最終日の第1試合に組まれた混合ダブルスには、渡辺勇大(上写真・左)/東野有紗が登場。昨年9月のジャパンOP(S750)以来となる決勝進出を果たした渡辺/東野は、昨年7連続優勝などの好成績を連発した中国の鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)と激突した。

第1ゲームは渡辺/東野が先行しながら試合を進め、中盤に12-8。しかし、逆転をねらう中国ペアに5連続失点を喫すると、後半の競り合いを落として19-21。第2ゲームは中国ペアが主導権を握って試合を進め、渡辺/東野は11-21で敗戦。昨年3月の全英OP以来の優勝とはならなかったが、久々の実戦で準優勝を飾った。

連日の熱戦を制して決勝の舞台に立った男子シングルスの奈良岡功大(上写真)。相手は準々決勝で西本拳太、準決勝で常山幹太を下し勝ち上がってきた世界王者のビクター・アクセルセン(デンマーク)。第1ゲームは疲労が残る奈良岡に対して、アクセルセンがしっかりラリーをモノにし21-6で先制。第2ゲームは先行するアクセルセンに奈良岡もついていったが、12-14から5連続失点で引き離され勝負あり。0-2で敗戦した奈良岡だが、Super1000のハイレベルな大会で初の準優勝を飾った。

このほか、女子ダブルスは昨年の世界女王ペアの陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン/中国)が韓国の若手ペアを下して優勝。男子ダブルスはインドネシアの新エース、アルディアント/アルフィアンが中国ペアを下して頂点に立った。

1月15日の決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−6、21−15〕0●奈良岡功大40分

【女子シングルス】

山口茜②〔12−21、21−19、21−11〕1●アン・セヨン(韓国)69分

【男子ダブルス】

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−18、18−21、21−13〕1●王昶/梁偉鏗(中国)68分

【女子ダブルス】

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−16、21−10〕0●ベク・ハナ/イ・ユリム(韓国)52分

【混合ダブルス】

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−19、21−11〕0●渡辺勇大/東野有紗44分

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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