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【全日本総合2022】日本A代表の金子&松友、山下&篠谷などが順調に2回戦を突破!<混合ダブルス>

12月27日に開催された第76回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは、混合ダブルスの戦いをダイジェストでお伝えする。

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世界ランク4位の渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)が棄権し、本命不在となった混合ダブルス。1回戦で渡辺/東野と対戦予定だったのが、A代表の金子祐樹(上写真・右)/松友美佐紀(BIPROGY)だ。予選を経て2回戦からという難しい調整も、「海外でも最近は多いですが、一日あくと気持ちの面でしっかり準備しないと難しいので、そこは意識して試合に臨めたと思います」(松友)。世界の舞台で培ってきた調整力を発揮し、立ち向かってくる小川桂汰/川添麻依子(丸杉)を、21-10、21-15で退けた。28日の準々決勝では、小林晃/小野菜保(ジェイテクト/再春館製薬所)と対戦する。

A代表として金子/松友と切磋琢磨する山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)は、三上楓/石澤未夢(三菱自動車京都/PLENTY GLOBAL LINX)に勝利。第2ゲームは24-22と迫られたが、2-0で勝ちきりベスト8進出を決めた。28日の準々決勝では、B代表ペアの山田尚輝/池内萌絵(NTT東日本/七十七銀行)の挑戦を受ける。

前回の総合を制した緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)は、江藤佑太/神山歩美(日本体育大)に2-0で勝利。緑川/齋藤と同じB代表の西川裕次郎/尾﨑沙織(NTT東日本)も、西谷春樹/佐藤杏(三菱自動車京都/昭和電工マテリアルズ)に2-0で制し、ベスト8に勝ち上がった。ともに、A代表と当たるまでは負けられないという高い意識と安定感が光った。

大学生で唯一ベスト8入りを果たしたのが、西大輝/佐藤灯(龍谷大)。山下蒼羽/染谷菜々美(日本体育大/筑波大)との大学生対決を、21-14、22-20で制した。1回戦ではB代表の仁平澄也/朝倉みなみ(NTT東日本)を倒している2人。準々決勝の相手は仁平/朝倉と同チームのB代表ペア、西川/尾﨑。「この後もどんどん向かっていくだけなので、A代表やB代表の選手に負けないよう、学生の力を見せて頑張りたいです」(佐藤)。立ち向かう気持ちは十分だ。

2回戦の結果は以下の通り。

▼2回戦(12月27日)

金子祐樹/松友美佐紀(BIPROGY)②〔21-10、21-15〕0●小川桂汰/川添麻依子(丸杉)

小林晃/小野菜保(ジェイテクト/再春館製薬所)②〔21-15、10-21、21-13〕1●上田竜也/韮澤美羽(トリッキーパンダース/三菱電機)

西大輝/佐藤灯(龍谷大)②〔21-14、22-20〕0●山下蒼羽/染谷菜々美(日本体育大/筑波大)

西川裕次郎/尾﨑沙織(NTT東日本)②〔21-14、21-16〕0●西谷春樹/佐藤杏(三菱自動車京都/昭和電工マテリアルズ)

山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)②〔21-12、24-22〕0●三上楓/石澤未夢(三菱自動車京都/PLENTY GLOBAL LINX)

山田尚輝/池内萌絵(NTT東日本/七十七銀行)②〔21-13、21-18〕0●竹内宏気/今井莉子(丸杉)

三橋健也/中西貴映(BIPROGY)②〔22-20、21-13〕0●荒井大輝/清水望(金沢学院クラブ/昭和電工マテリアルズ)

緑川大輝/齋藤夏(早稲田大/ACT SAIKYO)②〔21-15、21-19〕0●江藤佑太/神山歩美(日本体育大)

▼準々決勝(12月28日)

金子祐樹/松友美佐紀 – 小林晃/小野菜保

西大輝/佐藤灯 – 西川裕次郎/尾﨑沙織

山下恭平/篠谷菜留 – 山田尚輝/池内萌絵

緑川大輝/齋藤夏 – 三橋健也/中西貴映

 

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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