「内容より勝つことだけ意識して、最後まで耐えられた」(齋藤栞) 全日本総合バドミントン2022 27日/選手コメント5

日本一を決める「76回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会3日目の27日は、各種目2回戦を実施。ここでは、注目選手のコメントを紹介する。

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全日本総合2021
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齋藤栞(ACT SAIKYO)

2回戦結果:宮崎友花(柳井商工高)に2-1で勝利

まず、ベスト8に入れて本当にうれしいです。ずっと苦しい展開で抜け出す場面が少なかったので、最後まで耐えられたところだけよかった。ファイナルゲームまで足が止まらず、相手よりねばれたかなと思います。(相手の配球は)最後まで分からなくて、もう少し早く対処しなければいけないところでしたが、コーチからは「内容はどうでもよいから、とにかく勝て」と言われていたので、何をできるかできないかは関係なく、勝つことだけを意識して入りました。

(宮崎とは)練習もたまにやっているし、うまいのは知っている。すごく嫌な相手でコートも身内ばかりでやりにくかったです(笑)。内容はどうであれ勝てたことが収穫です。

(明日の準々決勝に関して聞かれ)ここからは、自分がやってきたことを出せたらと思います。相手は上からのショットが得意だと思うので、出させないこと。出されたのをしっかり取れれば。ベスト8に残ったことは何回かありますが、壁を越えられていないので、明日は絶対に勝ちにいきたいです。

 

髙橋明日香(ヨネックス)

2回戦結果:池内萌絵(七十七銀行)に2-1で勝利

全日本総合という大きな大会ということもあって、緊張から今日は完全に足が固まってしまいました。なかなか自分のプレーが出せなかったというのが今日の反省点です。ただ、そのなかでも勝ち切れた。いい内容ではなかったけど次につなげられたのでよかったです。この大会の結果によって代表が決まってくることもあって、総合は一番大事な大会です。今年1年を振り返ってみても、海外の試合で勝てた試合が少なかったので、最後は勝ちたいと思っています。

 

宮崎友花(柳井商工高)

2回戦結果:齋藤栞(ACT SAIKYO)に1-2で敗戦

試合は楽しんでできましたが、自分が最後に攻めきれずに終わったので、すごく悔しいです。ファイナルゲームの最初は、絶対に相手も上げてくると思っていたので、気持ちでは引かなかったんですけど、出だしが悪かったから最後に追いつけなかったのかなと思います。(社会人の選手は)自分が打ちたい球を打たせないようにしてくることがうまかったので、自分もそういうことが出来るようになりたい。来年は高校生の大会もありますし、そこで日本一になって、世界ジュニアの連覇へ向けて頑張りたいと思っています。

取材・文/平野貴也、吉井信行

写真/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2022/12/27
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