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「プライドを捨て挑戦すれば結果はついてくると思う」(渡邉航貴) 全日本総合バドミントン2022 25日/選手コメント5

日本一を決める「第76回全日本総合選手権」が、12月25日に開幕。東京・武蔵野の森総合スポーツプラザを舞台に、12月30日の決勝戦まで熱戦が展開される。大会初日は、各種目予選を実施。ここでは、注目選手のコメントを紹介する。

渡邉航貴(BIPROGY)

予選結果:予選1Rで田中佑貴(ジェイテクト)に2-1で勝利、予選2Rで澁谷勇希(東北マークス)に2-0で勝利

――今日の試合を振り返って

1試合目の最初は緊張して自分のプレーができませんでしたが、第2ゲームから勝ち負けよりも自分のやるべきことを意識してプレーしたら、結果がついてきました。特に、ラリー力では負けてはいけないので、スピーディーに動いてミスをしないことを心掛けました。

――予選からの出場だが

自分の実力で(本戦からの出場)権利を勝ち取れなかっただけなので、仕方がない。本戦からの選手より試合数は多くなりますが、コート感覚などの慣れは早くなりますし、プラスに捉えて良いと思います。

――今大会の目標は?

最近、国内でも海外でも結果を残せていないので、プライドとかは全部捨てて、挑戦すれば結果は付いて来るのではないかと思っています。

――学生の時のように挑む姿勢か?

似た感覚にしています。勝ちを意識すると(A代表である)立場上、相手が向かってくることになるので。課題は、メンタル。練習ではできることが、試合ではできなくなる。勝ちを意識すると硬くなったり、視野が狭くなったりして、プレーが小さくなる。どこかを強くするというよりメンタルが安定すれば勝てると思います。メンタルで負けていることがほとんど。そこを意識してやりたい。

取材・文/平野貴也

写真/バドミントン・マガジン編集部

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