バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【世界選手権2022】渡辺&東野は中国の最強ペアに敗れ2大会連続銀メダル<決勝-混合ダブルス>

8月28日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。世界トップの精鋭たちによる至高の戦い。ここでは、混合ダブルスの決勝戦をダイジェストでお伝えする。

【女子シングルス】

渡辺(写真右)/東野の金メダルをめざした戦いは、最後に強固な壁に阻まれた。

第1ゲーム、一気に相手のペースに飲み込まれた。鄭思維(ツェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)の前がかりに攻める速い展開に、渡辺/東野はたまらず先にミスを犯す。「自分に打ってくるのはわかっていた」と東野はその覚悟をしていたが、中国ペアの速さ、強さ、クオリティに押し込まれて、防戦一方になってしまった。

第2ゲームは、序盤から渡辺/東野も攻める展開。渡辺が後方からスマッシュとドロップを打ち分け、東野も積極的にネット前に切り込む。速いドライブ戦でも引かずに、8オール、13オールと中盤まで接戦に持ち込んだ。

渡辺のスマッシュで14-13と1点をリードしたものの、相手を焦らせるまでには至らない。相手の速い攻めに陣形を崩され、二人の間に強打を決められ、すぐに逆転を許すと、終盤は鄭思維にドリブンサービスなども決められ、一気に突き放された。

圧倒的な強さで渡辺/東野を退けた鄭思維(左)/黄雅瓊(中国)

試合後、「4人の中で自分が一番劣っていると思うし、自分の役割を考えたときに全然ダメだった」と東野は涙をこらえて振り返り、渡辺は「差がある中で、これから自分たちがどう伸びていくのか楽しみ。ここまでボコボコにされたので、これ以下はないと思って、思い切ってやっていきたい」と前向きに語った。世界王者との差が明確となったことで、2年後のパリ五輪に向けて課題克服に取り組んでいくことになる。

▼決勝戦

渡辺勇大/東野有紗 ●0〔13−21、16−21〕② 鄭思維/黄雅瓊(中国)41分

※渡辺/東野は3大会連続メダル獲得、2年連続の銀メダル

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了