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【世界選手権2022】世界王者が貫禄の勝利!保木&小林がベスト8進出!<4日目-男子ダブルス>

8月25日に開催されたBWF世界選手権2022(東京体育館)4日目は、各種目3回戦が行なわれ、日本代表選手が登場。ここでは、男子ダブルスに出場した保木卓朗/小林優吾の試合結果、コメントをお伝えする。

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【男子ダブルス】

世界選手権連覇をねらう保木卓朗(上写真・右)/小林優吾は、2回戦で今年の全英オープン王者を破ったスコットランドペアと対戦。「試合の最初の出だしや、2ゲーム目の出だしは緊張する」(保木)という日本ペアは、第1、2ゲームともに前半は接戦を展開。しかし、どちらのゲームも中盤以降は一気に突き放し、相手を寄せ付けない。世界王者らしい堂々とした戦いぶりで12本、14本に抑えた保木/小林が、3回戦をクリア。ベスト8入りを決めた。「シャトルが飛ばない中で、どうやったらシャトルが決まるのかを考えている。角度をつけたり、ドロップを打ったりして、いいカタチで決めることができたかなと思います」(小林)。

準々決勝は、インドのシェティ/ランキレッディ(インド)との対戦が待っている。今年5月のトマス杯でインドの優勝を導いたエースダブルスだ。保木は「相手は身長も高くスマッシュ力もある。レシーブに回った時にきつい。前に出るスピードを速くすればチャンスが見えてくるはず」と、メダルのかかる大一番に向けて意気込みを語った。

【コメント】

保木 試合の出だしや、2ゲーム目の出だしというのは緊張してしまう。イレブンまで競ってしまいましたが、そこから引き離せたのはよかったです。(対策は?)サービスまわりの3球で詰めてくる感じだったので、そこにハマらないように考えていました。ラリーになれば自分達が有利なのはわかっていたので、そこだけを気をつけました。(準々決勝のインドペアの印象)身長も高いし、スマッシュの力もある。自分たちがレシーブに回ったらきつい。自分が前に出ていくスピードを上げればチャンスがあると思うので、明日はそこを意識してやりたいと思います。

小林 シャトルが飛ばない中で、どうやったらシャトルが決まるのかを考えている。角度やドロップをまぜるなどしているが、それがいいカタチで決まったのかなと思います。(プレーに自信が出ている)競った場面になると以前は顔に出てしまったけど、タン(キムハー)コーチに「顔に出すな」と言われて、それを心がけて表情に出さずにやれている。相手にも慌てた表情が見られなくなっているので、それがよかったのかなと思います。

▼3回戦(8月25日)

保木卓朗/小林優吾②〔21−12、21−14〕0●ダン/ホール(スコットランド)32分

▼準々決勝(8月26日)

保木卓朗/小林優吾 − シェティ/ランキレッディ(インド)

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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