【マレーシアオープン2022】保木&小林が接戦をモノにして準決勝に進出!桃田賢斗もベスト4入り!<準々決勝結果>

7月1日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアOP(Super750/クアラルンプール)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。日本勢は4種目で準々決勝に進出。女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那、男子シングルスの桃田賢斗、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾がベスト4入りを決めた。

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3日目結果

女子ダブルスで準々決勝に勝ち進んだ松本(上写真・手前)/永原は、マレーシアペアと対戦。第1ゲーム中盤まで8-13とリードを許す展開だったが、ここから4連続、6連続ポイントで18-14とし逆転に成功。そのまま21-15で第1ゲームを先制した。

第2ゲームは、再びマレーシアペアにリードを奪われた松本/永原。5-10、13-17と先行されて試合が進んだが、後半に入ると経験豊富な松本/永原がじわじわと点差を詰めて20オールに持ち込む。すると、デュースとなった勝負を松本/永原が23-21で制し、2-0のストレート勝ちでベスト4進出を決めた。

女子シングルスの奥原希望(上写真)は、中国のエースである陳雨菲(チェン・ユーフェイ)と対戦した。第1ゲーム、奥原は連続ポイントを奪って21-14で先制。第2ゲームは18本で陳雨菲が奪い返しファイナルゲームに持ち込まれると、前半から主導権を握った陳雨菲が9-3、17-12とリード。奥原は5連続得点などで17オールまで押し戻したが、最後は陳雨菲が先に抜け出して勝利。奥原は準々決勝敗退となった。

男子ダブルスの保木(上写真・右)/小林は、韓国の催率圭(チェ・ソルギュ)/金ワンホと激突。1-1にもつれた勝負は、最後21-14で制した保木/小林がベスト4入り。男子シングルスの桃田は、第1ゲーム途中に相手選手のキケンにより勝利。準決勝に駒を進めた。

7月1日の結果、2日の準決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼準々決勝(7月1日)

クンラビット・ビティサラン(タイ)②〔15−21、21−10、21−17〕1●陸光祖(中国)69分

ジョナタン・クリスティ(インドネシア)②〔21−18、21−16〕0●プラノイ・H.S.(インド)44分

桃田賢斗○〔13−6、途中キケン〕●シェサ・ヒレン・ルスタビト(インドネシア)13分

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔18−21、21−17、21−12〕1●アンソニー・S・ギンティン(インドネシア)65分

▼準決勝(7月2日)

ビクター・アクセルセン − ジョナタン・クリスティ

桃田賢斗 – クンラビット・ビティサラン

【女子シングルス】

▼準々決勝(7月1日)

戴資穎(台湾)②〔13−21、21−15、21−13〕1●プサルラ・V.シンドゥ(インド)53分

陳雨菲(中国)②〔14−21、21−18、21−18〕1●奥原希望66分

王祉怡(中国)②〔9−21、21−10、21−17〕1●リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)56分

ラチャノック・インタノン(タイ)②〔22−20、21−12〕0●韓悦(中国)39分

▼準決勝(7月2日)

王祉怡 − ラチャノック・インタノン

陳雨菲 – 戴資穎

【男子ダブルス】

▼準々決勝(7月1日)

A・チア/ソーWY(マレーシア)②〔21−13、20−22、21−19〕1●セティアワン/アッサン(インドネシア)52分

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)②〔21−11、22−20〕0●劉雨辰/欧烜屹(中国)36分

保木卓朗/小林優吾②〔21−14、21−23、21−14〕1●催率圭/金ワンホ(韓国)67分

アルディアント/アルフィアン(インドネシア)②〔21−13、21−9〕0●テオEY/オンYS(マレーシア)33分

▼準決勝(7月2日)

ゴーSF/N・イズッディン – アルディアント/アルフィアン

保木卓朗/小林優吾 – A・チア/ソー・WY

【女子ダブルス】

▼準々決勝(7月1日)

ラハユ/ラマダハンティ(インドネシア)②〔14−21、21−13、21−16〕1●陳清晨/賈一凡(中国)56分

鄭雨/張殊賢(中国)②〔21−13、21−14〕0●スギアルト/ガニ(インドネシア)32分

ジュン・ナユン/金ヘジョン(韓国)②〔21−13、21−15〕0●杜玥/李汶妹(中国)37分

松本麻佑/永原和可那②〔21−15、23−21〕0●チェオン/テオMX(マレーシア)44分

▼準決勝(7月2日)

ラハユ/ラマダハンティ − ジュン・ナユン/金ヘジョン

松本麻佑/永原和可那 − 鄭雨/張殊賢

【混合ダブルス】

▼準々決勝(7月1日)

デチャポル/サプシリー(タイ)②〔21−13、21−14〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)38分

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−8、21−16〕0●金ワンホ/ジュン・ナユン(韓国)29分

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔25−23、22−20〕0●ジケル/デリュー(フランス)51分

クリスチャンセン/ボエ(デンマーク)②〔21−19、21−12〕0●タベリング/ピキ(オランダ)38分

▼準決勝(7月2日)

デチャポル/サプシリー – 王懿律/黄東萍

クリスチャンセン/ボエ – 鄭思維/黄雅瓊

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/07/02

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