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【日本ランキングサーキット】「いい意味でプライドを捨てて、もう一度やろうと思っている」(大堀彩)<シングルス選手コメント>

日本トップ選手が集う2022日本ランキングサーキット(5月28日-6月1日/埼玉・サイデン化学アリーナ)。5月31日は、各種目準決勝が行なわれた。ここでは女子シングルス、男子シングルスの試合後の選手のコメントを紹介。

【女子シングルス】

川上紗恵奈(北都銀行)

準決勝結果:仁平菜月(トナミ運輸)に2-0で勝利

対戦相手の仁平選手は、昨日、髙橋(明日香)選手にストレート勝ち。ケガから完全復活しているという印象があり、うまい選手なので、そのうまさに対して足でフォローしていこうと考えていました。ただ、今大会を通して、相手が誰であれ、迷いなく、自分のプレーを出せていると思います。やっぱり、ユーバー杯の代表になれて、いろいろなものを吸収できたと感じています。明日、対戦する(大堀)彩先輩は、ずっと憧れの選手ですが、そこを超えていかないと世界トップと戦っていけないと思っているので、今日と同じように地に足をつけて1本1本向かっていきます。

仁平菜月(トナミ運輸)

準決勝結果:川上紗恵奈(北都銀行)に0-2で敗戦

1年前のランキングサーキットで左ヒザの前十字靭帯を痛めたということもあったので、1回戦から緊張や怖さはありました。復帰してここまでできたといういいところもあれば、まだまだ足りないというところもあったので、そこはしっかり次につなげていきたいです。2回戦は完全に受け身になって、いつもなら負ける試合でした。そんな中で、どんな形であれ勝ちにつなげられたのはよかったのかなと思います。

大堀彩(トナミ運輸)

準決勝結果:水井ひらり(NTT東日本)に2-0で勝利

この大会に出るのは4、5年ぶりくらいです。ここ最近、海外の大会であまり自分らしいプレーができていなかったので、今は、どんな大会とか、どんなグレードの大会とかはあまり考えず、ランサーも一つの大会として、全力でやろうと決めて臨んでいます。特に目標を定めず、目の前の一試合だけを考えている感じですね。B代表に落ちたことは、もちろん悔しかったです。でも、結果が出ていなかったのが一番大きな原因。いい試合ができなかったのは、結局は自分に原因がある。自分自身にプレッシャーをかけてしまうことがすごく多かったので、自分を見つめ直して、いい意味で、プライドを捨てて、もう一度やろうと思っています。その中で、今日の試合の手応えはよかったと思います。明日も目の前の1試合、一本一本のことだけを考えて、欲を出し過ぎず、いい意味で楽にプレーできたらいいなと思います。

水井ひらり(NTT東日本)

準決勝結果:大堀彩(トナミ運輸)に0-2で敗戦

大会を通して、シャトルが飛ばないなという感覚があって、今日の対戦相手である(大堀)彩先輩は上からのショットがよくて、それなのに自分が甘く返してしまって、相手のペースになってしまいました。自分がしっかりロブを打って守れたら、また違う展開になったかなと思います。ランキングサーキットでは2回連続2位なので、今年こそ優勝しなければいけないと思って臨みましたが、初日から自分のプレーができたわけではなかったので、気持ちも引いてしまった場面が多かったかなと思います。

 

【男子シングルス】

小本翔太(日立情報通信エンジニアリング)

準決勝結果:田中湧士(NTT東日本)に2-0で勝利

対戦相手は八代東高校の後輩ですが、実績でいえば、相手の方が格上。自分としてはチャレンジャーの気持ちで、どん欲に点数を取りにこうと決めて試合に入りました。それを最後まで継続できたから勝ち切れたかなと思います。技術的には相手の方が上なので、自分はガンガン攻めて、プレッシャーをかけていこうと。昨日の古賀穂選手に対してもそうですが、自分には失うものはない。やるしかないと思ってプレーできました。勝てて、マジでうれしいです。これで満足せずに、明日も楽しんで、暴れたいです。

田中湧士(NTT東日本)

準決勝結果:小本翔太(日立情報通信エンジニアリング)に0-2で敗戦

もっと積極的にいきたかったというのが今の気持ちです。スマッシュを打たれてもレシーブできる自信があった中で、ロブとクリアーに意識を向けすぎて自分の積極性がなくなってしまったところが敗因。向かって行く気持ちで勢いよくこられたときに、自分が引いてしまったことも大きかったと思います。今大会は、全日本総合で優勝したあとの大会で、これまでとは違った立場で臨んでいて。その中でも、勝ちにこだわってやりたいと思っていたのですが……結果がこんなふうになってしまったのは自分の責任。やり切れない気持ちです。何がダメだったのかを、しっかりと振り返って、結果を重視しながら次に向けてやっていきたいです。

奈良岡功大(IMG)

準決勝結果:大林拓真(トナミ運輸)に2-0で勝利

きつかったですね。相手はフィジカルが強くて、ここまですべてファイナル勝負。試合が長くなるのはわかっていた中で、しっかりレシーブして要所でしっかり攻めることを意識していましたが、相手も同じような対策をしていて…長くなってしまいました。シャトルが飛ばない環境なので、なかなか決めきることができなかったです。ただ、1ゲーム目の出だしでリードされた中で、11-10で折り返せて14-10までいけたのが大きかった。2ゲーム目の終盤まで競りましたけど、ファイナルゲームにいっても勝つ自信はありました。全体的に冷静に試合を運べたかなと思います。

海外の試合を経験してきて、多少は強くなっていると思いますし、以前より少しは冷静に配球できるようになっているのは成長した部分。トマス杯での悔しい経験も、その後のタイOPにつなげられているので、決勝もしっかり勝ちたい。相手の小本(翔太)選手はフィジカルが強くてガツガツくると思いますが、自分も押し返すくらいの気持ちで戦いたいです。

大林拓真(トナミ運輸)

準決勝結果:奈良岡功大(IMG)に0-2で敗戦

対戦相手は年下ですが、レベルも技術も上なので、自分の持ち味であるスマッシュを打って我慢するしかないと、ベンチの舛田(圭太)コーチにも言われていました。第1ゲームは特にそれが足りなかったですし、第2ゲームも大事なところで1本取るというところでレベルの差を感じました。これまでの大会では我慢できずに負ける試合が多かったので、1回戦、2回戦で我慢勝ちできたのは、少しは成長した大会になったのかなと思います。

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/黒崎雅久

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