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【トマス杯&ユーバー杯2022】デンマーク、インドが激戦を制して準決勝進出!インドは42年ぶりのベスト4入り!<5日目/ト杯結果>

512日に開催されたバドミントンの世界一を決める国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯2022(タイ・バンコク)5日目は、男子ト杯、女子ユ杯ともに決勝トーナメント・準々決勝が行なわれた。ここでは、トマス杯のダイジェストを紹介する。

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トマス杯・決勝トーナメントに勝ち進んだ8チームによる優勝争いは、インドネシア、日本、デンマーク、そしてインドがベスト4進出を果たした。その準々決勝では、インドネシアと中国が激突。若手中心で挑む中国に対し、インドネシアは第1シングルスのアンソニー・S・ギンティンが、世界ランク38位の趙俊鵬(ツァオ・ジュンペン)との80分の激闘を制して、先制ポイントをつかむ。すると、アッサン(上写真・右)/スカムルヨの急造コンビが、劉雨辰(リュウ・ユチェン)/欧烜屹(オウ・シュァンイ)の長身ペアを17本、16本で撃破。最後は第2シングルスのジョナタン・クリスティが、前回大会で活躍した李詩灃(リ・シフェン)を2-0で下し、インドネシアが3-0で快勝。連覇に向けて大きく前進した。

残り3試合は、すべて3-2で決着する大激戦となった。韓国とデンマークの伝統国対決は、デンマークが逆転勝利を飾り準決勝の切符をゲット。試合は第1シングルスのビクター・アクセルセンが先勝したデンマークだったが、その後の第1ダブルス、第2シングルスを韓国が奪い返す展開。後がないデンマークは、ラスムセン(上写真・左)/ソガードが催率圭(催率圭(チェ・ソルギュ)/金ワンホに第1ゲームを奪われる苦しい状況となったが、そこから第2ゲームを23-21を奪取。最終ゲームは気迫のアタックで打ち勝ったデンマークペアが21-17で制し、スコアを2-2のタイに戻す。勢いをつかんだデンマークは、第3シングルスに登場したラスムス・ゲンケが、冷静に相手を退け2-0で勝利。強敵の韓国を3-2で破ったデンマークが、準決勝に駒を進めた。

また、予選リーグで日本を破って首位通過したマレーシアは、インドと対戦。第1シングルスのリー・ジジャ(上写真)が、インド期待のホープ・ラクシャ・センを2-0で下したが、後続が連敗してスコアは1-2。マレーシアの第2ダブルス、チア/テオEYが白星をつかんで第3シングルスに望みを託したが、インドのプラノイ・H.S.が落ち着いて勝利を手にし、インドがベスト4へ。マレーシアは4大会ぶりの4強進出を逃した。

マレーシアの追走を振り切ったインド。トマス杯では1979-80大会以来、42年ぶりのベスト4入りを決めた

また、台湾と対戦した日本も、1-2となった状況から、古賀輝/渡辺勇大、西本拳太の後続が立て続けに白星を手にして逆転勝ち。3大会連続でベスト4入りを果たした。

12日の結果は以下の通り。

トマス杯・決勝トーナメント

▼準々決勝(5月12日)

インドネシア(A組1位)3−0 中国(B組2位)

日本(D組2位)3-2 台湾(C組1位)

インド(C組2位)3-2マレーシア(D組1位)

デンマーク(B組1位)3−2 韓国(A組2位)

▼準決勝(5月13日)

インドネシア – 日本

デンマーク − インド

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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