【トマス杯&ユーバー杯2022】ト杯優勝候補のインドネシアがリーグ2連勝で決勝トーナメント進出を決める!<2日目結果>

5月9日、バドミントンの世界一を決める国・地域別対抗戦トマス杯&ユーバー杯2022(タイ・バンコク)2日目は、男子ト杯、女子ユ杯ともに予選リーグが行なわれた。

記事・コメント一覧はこちら

日本の試合予定はこちら

ト杯ユ杯2020の記事はこちら

初日に快勝した前回のトマス杯王者、インドネシアは、予選リーグ・グループAの強敵・タイと対戦。第1シングルスは、インドネシアのアンソニー・S・ギンティンとタイのクンラビット・ビティサランのエース対決となり、タイのクンラビットが72分の激闘を2-1で制した。

立ち上がりにつまづいたインドネシアだったが、その後は第1ダブルスのセティアワン/アッサン(上写真・右)が2-1で星を奪い返すと、ジョナタン・クリスティ、スカムルヨ/マウラナが連勝を飾り、インドネシアが逆転に成功。最後は4-1でタイを撃破し、リーグ2勝で決勝トーナメント進出を決めている。

また、同じグループAでは、韓国とシンガポールが激突。昨年の男子シングルス世界王者・ロー・ケンイゥを擁するシンガポールは、第1シングルスのローが韓国の許侊熙(ホ・グァンヒ)を2-0で退け先制ポイントを奪取。しかし、第1ダブルス、第2シングルスは韓国がどちらもファイナル勝負の激戦を制して奪い返すと、第2ダブルスの催率圭(チェ・ソルギュ)/金ワンホが14本、13本で勝利し、韓国が白星を獲得。最後の第3シングルスはシンガポールが勝ち星を挙げたが、韓国が3-2でシンガポールを下してリーグ2連勝。インドネシアとの最終戦を前に、決勝トーナメント進出を決めた。

韓国を相手に善戦したシンガポール。第1シングルスのエース、ロー・ケンイゥが勝利をつかんだが、チームはリーグ2連敗

このほか、トマス杯はグループCの台湾とインドが2連勝を飾り、決勝トーナメントの切符を手にしている。

ユーバー杯は、グループBで優勝候補の中国が、同組の台湾とともにリーグ2勝目を獲得。早々と決勝トーナメント進出を決めた。また、グループCのデンマークとタイも2つ目の白星を手にしており、最終戦を前にリーグ突破を決めた。

5月9日の結果は以下の通り。

トマス杯・予選リーグ

▼グループA

インドネシア(2勝)4-1タイ(2敗)

韓国(2勝)3-2シンガポール(2敗)

※インドネシアと韓国が決勝T進出

▼グループB

中国(1勝)5-0フランス(1敗)

デンマーク(1勝)5-0アルジェリア(1勝)

▼グループC

台湾(2勝)5-0ドイツ(2敗)

インド(2勝)5-0カナダ(2敗)

※台湾とインドが決勝T進出

▼グループD

日本(1勝)5-0 アメリカ(1敗)

マレーシア(1勝)5-0 イングランド(1敗)

ユーバー杯・予選リーグ

▼グループB

中国(2勝)5-0 スペイン(2敗)

台湾(2勝)5-0 オーストラリア(2敗)

※中国、台湾が決勝トーナメント進出

中国のエース、陳雨菲は第1シングルスに登場。苦戦しながらも白星を獲得した。中国が快勝して順当に決勝T進出を決めている

▼グループC

タイ(2勝)4-1 マレーシア(2敗)

デンマーク(2勝)5-0 エジプト(2敗)

※タイとデンマークが決勝T進出

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2022/05/10
■関連キーワード

            

人気記事ランキング

閉じる