バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【世界選手権2021】日本はダブルス勢が活躍!渡辺勇大&東野有紗、志田千陽&松山奈未らがベスト8入り!<5日目結果>

12月16日に開催されたBWF世界選手権2021(スペイン・ウエルバ)5日目は、各種目3回戦が行なわれた。

記事・選手コメント一覧

混合ダブルスは3ペアが3回戦に登場。世界ランク4位の渡辺勇大(上写真・左)/東野有紗は、マレーシアのタンキァンメン/ライ・ペイジンと対戦。第1ゲームから激しい点の奪い合いとなった勝負を、渡辺/東野が19オールから抜け出し先制。第2ゲームも同じく19オールまでもつれる接戦となったが、最後は勝負強さを発揮した日本ペアが勝利をつかみ3回戦を突破。準々決勝に進んだ。

金子祐樹/松友美佐紀は世界ランク12位のジケル/デリュー(フランス)と対戦。相手は今年1月のタイOPなどで上位実績のあるペアだが、攻撃的な相手をしっかり封じた金子/松友が15本、16本で勝利。山下恭平/篠谷菜留は経験豊富なオランダペアと1時間を超える熱戦を展開し、ファイナルゲーム17本で白星をつかみ3回戦を勝ち上がった。

女子ダブルスも3ペアが出場し、全ペアが準々決勝に進出した。インドネシア3大会で好結果を残している志田千陽(上写真・左)/松山奈未は、タイのプティタ/サプシリーと対戦。インドネシアマスターズ、インドネシアOPで対戦した相手に対し、第1ゲーム15本で制した志田/松山は、第2ゲームも21-15に抑えて勝利。ベスト8入りを決めた。世界選手権2連覇中の松本麻佑/永原和可那も香港ペアを下して準々決勝に進出。中西貴映/岩永鈴は、中国の強敵、鄭雨(ツェン・ユ)/李汶妹(リー・ウェンメイ/中国)とのファイナル勝負を21-18で勝利。83分のロングマッチを制して、ベスト8進出を果たした。

男子ダブルスも保木卓朗/小林優吾、竹内義憲(上写真・左)/松居圭一郎がそれぞれ欧米ペアを下してベスト8入り。女子シングルスの山口茜と髙橋沙也加の日本人対決は、2-0で制した山口に軍配が上がっている。

16日の日本選手の結果、17日の準々決勝対戦カードは以下の通り。

【女子シングルス】

▼3回戦(12月16日)

山口茜②〔21−15、21−18〕0●髙橋沙也加34分

山口茜は準々決勝に進出。上位進出をかけて韓国のアン・セヨンと激突する

▼準々決勝(12月17日)

戴資穎(台湾) − プサルラ・V.シンドゥ(インド)

山口茜 – アン・セヨン(韓国)

何冰嬌(中国) − 韓悦(中国)

ラチャノック・インタノン(タイ) − 張藝曼(中国)

【男子ダブルス】

▼3回戦(12月16日)

保木卓朗/小林優吾②〔21−14、21−15〕0●C・グリムリー/M・グリムリー(スコットランド)37分

竹内義憲/松居圭一郎②〔24−22、25−23〕0●デリュー/ヴィレガー(フランス)55分

▼準々決勝(12月17日)

王齊麟/李洋(台湾) − テオEY/オンYS(マレーシア)

ゴーVS/タンWK(マレーシア) − 譚強/何濟庭(中国)

保木卓朗/小林優吾 – 竹内義憲/松居圭一郎

アストルップ/ラスムセン(デンマーク) − ラムスフス/ザイデル(ドイツ)

【女子ダブルス】

▼3回戦(12月16日)

中西貴映/岩永鈴②〔21−12、17−21、21−18〕1●鄭雨/李汶妹(中国)83分

志田千陽/松山奈未②〔21−15、21−15〕0●プティタ/サプシリー(タイ)43分

松本麻佑/永原和可那②〔21−14、21−14〕0●吳詠瑢/楊雅婷(香港)42分

▼準々決勝(12月17日)

志田千陽/松山奈未 – 陳清晨/賈一凡(中国)

中西貴映/岩永鈴 – 金昭英/孔熙容(韓国)

松本麻佑/永原和可那 – G・ストエワ/S・ストエワ(ブルガリア)

ジョンコパン/ラウィンダ(タイ) − 李紹希/申昇瓚(韓国)

【混合ダブルス】

▼3回戦(12月16日)

金子祐樹/松友美佐紀②〔21−15、21−16〕0●ジケル/デリュー(フランス)48分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−19、21−19〕0●タンKM/ライPJ(マレーシア)49分

山下恭平/篠谷菜留②〔17−21、21−17、21−17〕1●タベリング/ピキ(オランダ)67分

▼準々決勝(12月17日)

デチャポル/サプシリー(タイ) − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)

鄧俊文/謝影雪(香港) − ラムスフス/ロハウ(ドイツ)

渡辺勇大/東野有紗 – 金子祐樹/松友美佐紀

山下恭平/篠谷菜留 – アリモフ/デフレトワ(ロシア※)

【男子シングルス】

▼準々決勝(12月17日)

スリカンス・キダムビ(インド) − マーク・カルジョウ(オランダ)

リー・ジジャ(マレーシア) − アンダース・アントンセン(デンマーク)

プラノイ・H.S.(インド) − ロー・ケンイゥ(シンガポール)

ラクシャ・セン(インド) − 趙俊鵬(中国)

 

※世界選手権にはロシアバドミントン連盟で出場

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了