【富山IH2021】ふたば未来学園が選抜のリベンジ! 埼玉栄を3-2で破って4年ぶりの栄冠<男子団体>

8月9日から13日にかけて、バドミントンのインターハイ(全国高校総体)が富山県の高岡市と射水市で開催。競技2日目の10日は、男女団体の準々決勝~決勝が高岡市竹平記念体育館で行なわれた。男子団体は、ふたば未来学園(福島)が決勝で埼玉栄(埼玉)を破り、4年ぶりの栄冠をつかんでいる。ここでは、男子のダイジェストをお伝えする。

【男子ダイジェスト】

2017年大会以来となる4度目の優勝を飾ったふたば未来学園(福島)

埼玉栄(埼玉)とふたば未来学園(福島)、そして瓊浦(長崎)が、昨日からの〝3-0行進〟を伸ばしてベスト4へ進出。準々決勝で一番の接戦となったのが、選抜準々決勝と同カードの東大阪大柏原(大阪)対金沢市立工(石川)だ。ダブルスで星を分けたあと、第1単を金沢市立工の今越健太、第2単を東大阪大柏原の石神文太が取って、最後は東大阪大柏原の池田真那斗が浮田貴宏をファイナルで退けた。

準決勝。埼玉栄が東大阪大柏原に第2複を奪われ、今大会初めて星を落としたが、準々決勝に続いて第1単に起用された1年生の沖本優大、第2単を担った2年生・大垣空也と下級生が健闘。ファイナル21-19の接戦を制した大垣の勝利は大きかった。

ふたば未来は瓊浦にダブルス2本でいずれも第1ゲームを奪われたものの、ここからギアを上げてともに逆転勝利。今大会不動の第1単、齋藤駿で決める必勝パターンで決勝へ。

第1複で負けなしの強さを誇ったふたば未来の武井凜生(左)/荻原聖也

こうして決勝は選抜と同カードとなったが、結果は『春夏連覇』ではなく『リベンジ』だった。選抜ではダブルスを2つ落としたふたば未来が、ダブルスでまず2勝。武井凜生/荻原聖也、吉田翼/岩野滉也が今大会無敗のままシングルスに引き継いだが、齋藤が井上翔太に逆転負け。第2単では武井が森口航士朗にストレートで敗れ、第3単まで勝負の行方はもつれたが、最後はふたば未来の2年生・岩野滉也が野口翔平を14本、11本のストレートで破って同校4年ぶりの優勝を決めた。

決勝は第2複と第3単で2勝の活躍を見せた2年生の岩野滉也
埼玉栄は春夏連覇にあと一歩届かず。写真は決勝の第1単で齋藤駿を破った3年生の井上翔太

大会3日目の8月11日(水)は、男子個人ダブルスの1回戦~準々決勝が高岡市武平記念体育館と高岡市ふくおか総合文化センターで行なわれる。試合開始時間は9時15分の予定。

【優勝コメント】

星 大智 監督

「選抜の決勝でダブルス2つ取れなくて負けたので、リベンジの思いでダブルス強化をはかってきました。その成果が一番に出た今回の優勝だったと思うので、その点で達成感があります。加えて、単複の役割分担がしっかりできていたこと、省エネで勝ち上がれたことも大きかった。一戦終わるごとに、まだ出せていない力をどうやれば出せるかと考えてモチベーションを高めてきた結果を大変うれしく思います」

武井凜生キャプテン

「うれしい気持ちと同時にほっとしています。選抜ではダブルスを2つ落としてシングルスがキツくなったという反省があったので、今回ダブルスで全部勝てて、自分もそこで貢献できたことがうれしい。決勝までずっと3-0で勝っていったので、最後に初めて回ってきたシングルスは負けてしまいましたが、3シンで岩野が入ったのを見て任せられると思っていました。負けた言い訳になってしまいますけど(笑)。チャレンジャーの気持ちで戦ってきたこと、最後まで攻めきれたことが、今回勝てた要因だったと思います」

準優勝:埼玉栄(埼玉)
3位:瓊浦(長崎)
3位:東大阪大柏原(大阪)

【結果】(10日)

■準々決勝

埼玉栄(埼玉) 3-0 名経大市邨(愛知)

東大阪大柏原(大阪) 3-2 金沢市立工(石川)

瓊浦(長崎) 3-0 高岡第一(富山)

ふたば未来学園(福島) 3-0 柳井商工(山口)

■準決勝

埼玉栄 3-1 東大阪大柏原

森口航士朗/野口翔平②〔21-9、21-9〕0●池田真那斗/野村波輝

馬屋原光大郎/宮下怜●1〔19-21、21-15、19-21〕②石神文太/小原輝

沖本優大②〔21-11、21-17〕0●川畑史吹

大垣空也②〔21-18、18-21、21-19〕1●石神文太

 

ふたば未来学園 3-0 瓊浦

武井凜生/荻原聖也②〔16-21、22-20、21-7〕1●田中市之介/栁川蓮

吉田翼/岩野滉也②〔19-21、21-19、21-19〕1●宮川友結/棚原蓮

齋藤駿②〔21-9、21-18〕0●小林遥輝

■決勝

ふたば未来学園 3-2 埼玉栄

武井凜生/荻原聖也②〔17-21、21-12、21-16〕1●森口航士朗/野口翔平

吉田翼/岩野滉也②〔21-14、21-13〕0●馬屋原光大郎/宮下怜

齋藤駿0〔21-16、19-21、20-22〕②井上翔太

武井凜生●0〔12-21、15-21〕②森口航士朗

岩野滉也②〔21-14、21-11〕0●野口翔平

 

★男子団体の最終結果(トーナメント表)はこちら

※富山インターハイの熱戦の模様は、8月20日(金)発売の『バドミントン・マガジン』9月号でも紹介します!

 

取材・文/山口奈緒美

写真/菅原 淳

投稿日:2021/08/10
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