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【東京五輪】「5年間、一つの目標に向かってお互いに鼓舞してやってきたことが、僕にとっては本当によかった」(遠藤)6日目/選手コメント-5

7月29日に開催された東京オリンピック・バドミントン競技(武蔵野の森 総合スポーツプラザ)6日目は、男子ダブルス・準々決勝が行なわれた。日本の男子ダブルス勢として初のメダル獲得に挑んだ遠藤大由/渡辺勇大は、準決勝進出をかけて台湾の王齊麟(ワン・チーリン)/李洋(リーヤン)と対戦。遠藤/渡辺が第1ゲームを落とすと、第2ゲームも先行する相手をつかまえきれずに0-2で敗戦。金メダルをめざした五輪への挑戦は、準々決勝で終わった。ここでは、2人のコメントを紹介する。

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■男子ダブルス・準々決勝

結果:王齊麟/李洋(台湾)に0-2で敗戦

ーー試合を終えて、率直にどんな気持ちが湧き上がったか

遠藤(写真右) 本当に率直でいいなら、「あ、終わった」です。(試合後に2人で話したことは?)コートでは「ありがとう」ぐらいでした。

ーー試合の内容について

遠藤 終始、僕の動きが硬くて、配球が悪かったし、出す球も悪くて。渡辺選手がカバーしきれない球出しが多くなってしまい、それによって相手が先手を取ることができて、いいように攻撃されてしまいました。リズムが悪く、レシーブしきれなかったことが多かった試合だと思います。

渡辺 遠藤さんとまったく同じで、自分の配球が甘く、遠藤さんに考えてもらう時間をつくれなかったのがよくなかったです。それと、単純に自分のミスが多くて、流れがこっちにこなかった。しっかりとリズムをつかんだのが相手だったのかなと思います。

ーーリオ五輪からの5年間、2人で歩んできたと思うが、五輪の8強という結果はどう振り返るか

遠藤 結果は結果ですし、メダルをめざしてやってきたので仕方がないです。5年間、一つの目標に向かってお互いに鼓舞しながらやってきたことが、僕には、本当によかったと思っています。

ーー朝から混合ダブルスの試合があって、体力的な面での影響は?

渡辺 問題はなかったです。

ーー遠藤選手は、2回目の五輪に出場してどう感じたか?

遠藤 難しいですね。2回といっても常連というわけではないので。でも、やっぱり素晴らしい大会だなと思います。前回の成績(早川賢一とのペアでベスト8)は頭になくて、勇大と組んでから金メダルをめざしてやってきたので。ただそれだけです。

ーー試合に終えたばかりだが、今後のことはどう考えているか?

遠藤 そうですね。本当に終わったばっかりなので、なんともいえないですけど…。どうですかね。少し時間をおいて、考えたいと思います。

渡辺 僕も同じです。

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/JMPA

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