【東京五輪】中国の男女エースペアがリーグ1位で決勝トーナメントに進出！＜4日目レポート-2＞

7月27日に開催されている東京オリンピック・バドミントン競技（武蔵野の森総合スポーツプラザ）4日目は、各種目予選リーグのデイセッションを実施した。決勝トーナメント進出をかけて熱戦を展開する、海外選手の戦いをダイジェストでお伝えしよう。

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女子ダブルスは優勝候補の陳清晨（チェン・チンチェン／上写真・手前）／賈一凡（ジャ・イーファン／中国）が、同じD組のライバル、金昭英（キム・ソヨン）／孔熙容（コン・ヒヨン／韓国）と対戦。第1ゲームは韓国ペアが奪ったものの、第2、第3ゲームは陳清晨／賈一凡が取り返して逆転勝利。リーグ3連勝を飾り、予選リーグ1位通過を決めた。敗れた韓国ペアは2勝1敗とし、2位で決勝トーナメントに進出する。

福島由紀／廣田彩花がいるA組は、インドネシアのエース・ポリイ／ラハユ（インドネシア）がその福島／廣田から勝利をつかみとり、3連勝でリーグ1位。福島／廣田は2位で決勝トーナメント進出を決めている。

男子ダブルスも決勝トーナメント進出ペアが続々と決定。C組で園田啓悟／嘉村健士に勝利した李俊慧（リ・ジュンフイ／上写真・右）／劉雨辰（リュウ・ユチェン／中国）は、リーグ1位で決勝トーナメントへ。D組のセティアワン／アッサン（インドネシア）も、3連勝で1位突破を確定させている。

A組のシード、ギデオン／スカムルヨ（インドネシア）は、台湾の王齊麟（ワン・チーリン）／李洋（リーヤン）と激突。第1ゲームを台湾ペアが先制すると、第2ゲームはギデオン／スカムルヨが奪い返して、勝負の行方はファイナルゲームへ。すると、12オールの接戦から抜け出したのが台湾ペア。最後は21-17で制し、貴重な白星を手にした。これにより、A組はギデオン／スカムルヨ、王齊麟／李洋、そしてイギリスペアを下したインドのシェティ／ランキレッディが2勝1敗で並んだが、獲得ゲーム数の差などにより、ギデオン／スカムルヨが1位、王齊麟／李洋が2位でリーグ戦を通過することが決まった。

7月27日のデイセッションの結果は以下の通り。

【男子シングルス】

パブロ・アビアン（スペイン）②〔21−7、21−11〕０●ラウル・マスト（エストニア）28分

セルゲイ・シラント（ロシア）②〔21−18、21−18〕０●ゲルゲリー・クラウツ（ハンガリー）48分

トビー・ベンティ（イギリス）②〔21−18、21−11〕０●カイ・シェーファー（ドイツ）41分

ブライス・レベルデス（フランス）②〔21−10、21−8〕０●アーテム・ポチャタレフ（ウクライナ）29分

【女子シングルス】

ネスリハン・イギット（トルコ）②〔21−5、21−5〕０●ドーハ・ハニー（エジプト）21分

リアンネ・タン（ベルギー）②〔21−6、21−8〕０●ザ・タール・トゥザール（ミャンマー）29分

張雁宜（香港）②〔21−12、15−21、21−16〕１●ケセニア・ポリカルポワ（イスラエル）61分

イェオ・ジャミン（シンガポール）②〔21−7、21−10〕０●ハラマラ・ガイタン（メキシコ）26分

シュアンユ・ウェンディ・チェン（オーストラリア）②〔21−16、20−22、21−8〕１●リンダ・ゼトチリ（ブルガリア）59分