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【全日本総合2020】「1年4カ月でやってきたことを信じてラリーした」(米元)25日/選手コメント-7

12月25日に開催された第74回全日本総合選手権(東京・町田市立総合体育館)4日目は5種目の準々決勝が行なわれた。ここでは、女子ダブルスを戦った選手たちの試合後のコメントを紹介する。

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米元小春(右)/田中志穂
(北都銀行)

準々決勝結果:星千智/松田蒼(日本ユニシス)に2-1で勝利

米元 1ゲーム目は、ロブやクリアーの調整ができていませんでした。2ゲーム目は下からの配球でしっかりコントロールできたのと、ハードショットで決まらない中、打ち分けと配球で相手を崩すことができ、じっくりねばれたのがよかったかなと思います。

終盤は攻撃の展開を長くつくろうと思いましたが、相手はレシーブの構えがしっかりしていました。(それを見て)自分たちの中では、ファイナルの最後のエンドではしっかり上げて、レシーブをしてから(の攻撃)でいいと思っていました。精神的な余裕がありましたし、レシーブをしながらじっくり我慢できた。復帰戦までの1年4カ月でやってきたことを信じようと、ラリーをしていました。

この大会は、1年4カ月分の思い、自分たちの成長を表現する場と思っているので、A代表入りなどにはとらわれずに、明日の一戦も相手の胸を借りるつもりで思いきって挑戦したいと思います。長い試合になると思うので、自分たちの持ち味を出しながら、相手のスペースを突いたり、タイミングを崩して、長い試合を2人で楽しみたい。

田中 切羽詰まった場面が結構ありましたが、ファイナルゲームの最後のほうでやっと自分たちの球出しができ、相手の球がよく見えた。それが勝ちにつながったのかなと思います。ファイナルゲームでシャトルが左目に当たったときにすごく痛かったんですけど、そこで逆に冷静になって(笑)。自分の中で展開が変わり、気持ちの余裕が出て、チェンジエンズした時に冷静に戦えたのかなと思います。今は(目は)大丈夫です。

久しぶりにA代表と戦うところまで2人で戻ってこられたので、それはすごくうれしいです。久々の実戦なので、試合勘は場面場面で感じています。こういう悪い展開にもなっていたなというのもあって、それも踏まえて、試合の中で修正しながら、2人で戦えています。それが自分たちの今までとは変わった、いいところかなと思います。

松本麻佑/永原和可那
(北都銀行)

準々決勝結果:與猶くるみ/曽根夏姫(ヨネックス)に2-0で勝利

永原 今日はシャトルが飛ばず、球が走らずに長いラリーもありました。でも、序盤から自分たちの攻撃ができ、レシーブもよかったと思います。レシーブで我慢して攻撃、というパターンを意識しました。1回戦から徐々にいい形になっています。明日は今日以上に自分たちの形を出していきたいです。

松本 終始リラックスでき、昨日よりレシーブも安定し、自分たちの攻撃もできていい形の展開ができたと思います。相手を動かしながらのレシーブを課題としていましたが、体がしっかり動いて、いいレシーブができている。昨日までは、練習の成果が出たとは言えなかったですが、今日は少しはレシーブから攻撃の形が出ました。明日からは、もっともっとレベルアップして、モチベーションを上げ、いいパフォーマンスができるようにしたいです。

與猶くるみ/曽根夏姫
(ヨネックス)

準々決勝結果:松本麻佑/永原和可那に0-2で敗戦

與猶 楽しかったです。勝ちにこだわらないといけないんですけど、久しぶりにトップの選手と対戦できて、楽しくなっちゃいました。2人は攻撃が維持できますよね。自分たちはレシーブを奥まで返されるとどこかで上げちゃうけど、相手はずっと攻めてくる。守っていても、決めきられてしまいました。とくに松本が前にいると、前でさわられて決められる。それをさせないのが世界なんですけど、そこまでたどり着けなかったです(苦笑)。

今回のペアは即席で、9月に総合に出ると決めてから組み始めました。私はチームでは選手兼マネジャー。前回のTOP4が終わってから、もう選手というよりサポートのほうに回っていたので、9月から練習を始めました。今大会は、練習してきたことをどれだけ出せるかが目標。それができた部分もあったので、よかったと思います。曽根は後ろでずっと打ってくれるから、すごく助かりました。少しでも曽根のことをアピールできたらと思っていたので、そういう面でもよかったかなと思います。

曽根 青森山田の先輩である永原(和可那)選手と対戦するのは、とても楽しみでした。試合に入る前は、自分では緊張している感じはなかったのですが、1ゲーム目は、どこかで硬くなっている部分があったかなと思います。でも2ゲーム目からは吹っ切れて、全部返されてもいいからと、思いきり攻めていけた。1ゲーム目からできていたらよかったのですが、今の自分の全力を出せたのはよかったですし、あれだけレシーブが堅いトップ選手が相手でも、自分の攻撃で決めきれたのも所々あったので、それはよかったかなと思います。

このペアは今大会限定ですが、先輩から学べる、とてもいい機会になりました。

取材・構成/楊順行、バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原淳

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