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【全英OP2020】「情報を早く入手して、その都度最善を尽くしていく(銭谷専務理事)」<帰国コメント-4>

3月17日、イングランド・バーミンガムで開催されたBWFワールドツアー・ヨネックス全英OP(Super1000)で優勝を飾った男子ダブルスの遠藤大由/渡辺勇大、女子ダブルスの福島由紀/廣田彩花ら日本代表が帰国。囲み取材に応じた銭谷欽治日本バドミントン協会・専務理事のコメントを紹介する。

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――新型コロナウイルス感染拡大という影響があった中での大会。あらためて大会を振り返って

銭谷 110回目の記念の全英OP。大会運営や観客の動向を見ても、コロナウイルス対策は別な世界のことのように感じました。むしろ、われわれ日本人がマスクをしていると逆に異様な感じで、会場ではマスクをつけられなかった。そんな中で、日本選手は全員、本当に頑張ってくれました。

――大会が打ち切られる可能性もあった?

銭谷 途中で打ち切られるという思いもありました。無観客などの選択肢もあったと思いますが、最終日まで大会が行なわれたのは幸運だったと思います。その中で初優勝が2ペア。いい試合ができたと思います。

――大会期間中に4月12日までのワールドツアーの中断が発表。新型コロナウイルスの影響に左右されている

銭谷 当初、50日間の合宿・遠征をイギリス、マレーシアでやる予定でしたが、BWF(世界バドミントン連盟)の決断によって、われわれも10日間で帰ってくることになりました。それは世界の各国とも条件は一緒。われわれとしては情報を早く入手して、その都度、最善を尽くしていきたいと思ってます。

――不透明な状況が続く中で、日本バドミントン協会としてどのように強化する予定か

銭谷 現場に関しては、朴柱奉ヘッドコーチにスケジューリングなども含め任せており、それに関しては100パーセント信頼しています。選手たちには1週間くらいはゆっくり過ごしてもらう予定で、その後、仕切り直していく。また、このあとBWFからの発表があると思うので、それに合わせて、次にどう仕切り直していくかは課題になりますが、とにかく最善を尽くして準備していくだけです。

――BWFから追加発表の目途について聞いているか

銭谷 昨日、BWFの事務局長からメールをもらっているが、いまIOC(国際オリンピック委員会)とBWFのメンバーで話し合っているところ。いまのところは決定していないけれども、新たなことが決まり次第連絡する、という連絡は受けています。

――その決定はいつ頃になるのか

銭谷 期限は明記されていませんでした。

――五輪レースの規則変更などの見通しは

銭谷 東京2020オリンピック・パラリンピックが予定通りに開催されるという前提でいけば、(このワールドツアー中断によって)6~7大会がキャンセルになる。そのため、BWFがどう選考の基準を決めるかが焦点になると思います。五輪レースが始まってからいままでのポイントで選考するのか、6月にタイOP(Super500)、インドネシアOP(Super1000)があるので、そこまで含めたポイントで選考するのか。そのあたりはまだ流動的でなんともいえません。

――五輪レースがスタートした時点でのポイントは変わらず

銭谷 そこは変わらないと思います。

――レースが打ち切りになる可能性もある

銭谷 その可能性もゼロではないと思います。

――4月21日からのアジア選手権の開催に関しては。中国・武漢からフィリピン・マニラに開催地変更となったが

銭谷 発表はまだされていませんが、開催は厳しいと思います。また、仮に大会が中止となっても、4月12日からの日本代表合宿は行なう予定です。

――現時点で五輪出場を濃厚としている選手については、試合勘への不安もある

銭谷 それは日本だけでなく、ライバル国もみんな一緒。そういう意味では、日本は国内のレベルが高いので、合宿を行なうことで多少は補える部分もあると考えています。

――5月のトマス杯・ユーバー杯に関しては

銭谷 BWFからは「協議する対象」となっていました。今後はIOCとBWFの話し合いを踏まえて、決定されると思います。

――各国のBWF理事の五輪に対する不安感は?

銭谷 東京2020オリンピック・パラリンピックはやってほしいと思っていますが、時間差で(新型コロナウイルスの影響が)出てきているので、世界の情勢としてはなかなか厳しいと感じています。もちろん、選手たちにとっては、せっかく選考レースを頑張ってきて、いい成績を残して、さあ、ここからというところでかわいそうですよね。

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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