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【イベント情報】愛媛でマレーシア代表と日本の若手トップ選手が対決!<フレンドリーマッチ>

12月25日(水)、強化合宿で愛媛県に訪れているマレーシア代表チームと、日本の若手トップ選手による『国際フレンドリーマッチin 愛媛』が、愛媛県・松山市の愛媛県武道館で開催された。

ワールドツアーでも活躍しているマレーシア代表の選手らは、2020年東京五輪の事前キャンプ地を愛媛県で行なうことが決定しており、その一環として12月22日から29日までの8日間、松山市と砥部町で合宿を行なう予定だ。

フレンドリーマッチの開会式には、中村時広愛媛県知事が出席し、「マレーシア代表には(東京五輪の)事前キャンプ地として愛媛県を選んでいただいており、我々もできるだけのフォローをしていきたいと思っています。(今日は)フレンドリーマッチではありますが、トップクラスのプレーを見に若い子たちも来ているので、大いに刺激を与えて、また、皆さんのレベルアップにもつながることを期待しています」と挨拶。試合前には、学生時代にバドミントン部の所属していたという中村知事と、男子シングルス世界ランク14位のリー・ジジャが、オープニングラリーを行なった。

マレーシア代表は、男子ダブルス・世界ランク8位のアーロン・チア/ソー・ウィーイクや、混合ダブルス・世界ランク8位のゴー・スンファット/ライ・シェボン・ジェミーらがフレンドリーマッチに登場。日本からはトナミ運輸、日本ユニシス、丸杉、ヨネックスの実業団選手や大学生が参戦し、その中には渡邉航貴、金子真大/久保田友之祐、星千智/松田蒼、浦井唯行/宮浦玲奈など、各種目の日本代表選手の名前も。それぞれが世界トップランカーと、白熱したラリーを展開している。

男子ダブルスのA・チア/ソーWYと試合を行なった久保田友之祐(上写真・右/左は金子真大)は、「マレーシアのトップ選手だけにすべてのレベルが高い。自分たちから声を出して頑張りました」と、気合いの入ったスマッシュを何度も打ち込み、会場から拍手をもらうシーンも。そのほかの試合でも、激しいラリーの応酬が各コートで見られ、集まった県内のジュニア選手や中・高校生などが世界のトップ選手たちのプレーを堪能した。

フレンドリーマッチは合計12試合が行なわれ、試合終了後は、バドミントングッズが当たる抽選会や、マレーシア代表と日本選手たちとのハイタッチ交流なども実施。会場に訪れた日本のファンとのふれあいに、混合ダブルスのライ・シェボンジェミー(全英OP4強)は「こういったフレンドリーマッチは初めて経験。すごく楽しめました」と、笑顔で振り返っている。

試合後はファンとのハイタッチ交流が行なわれた

◎フレンドリーマッチ結果

▼第1試合

MD:A・チア/ソーWY②〔21−19、21−18〕0●金子真大/久保田友之祐(トナミ運輸)

MD:テオEY/オンYS②〔21−10、21−15〕0●後藤圭亮/河崎駿輔(丸杉)

XD:ゴーSH/ライSJ②〔21−15、21−13〕0●浦井唯行/宮浦玲奈(丸杉/ヨネックス)

▼第2試合

WD:中西貴映/岩永鈴(日本ユニシス)②〔21−17、21−18〕0●リーMY/チョウMK

MS:チァム・ジュンウェイ②〔21−17、21−11〕0●下農走(トナミ運輸)

MS:小野寺裕介(日本ユニシス)②〔16−21、21−11、21−19〕1●リム・チョンキム

日本ユニシスの中西(右)/岩永はマレーシア1番手ペアから白星を奪った

▼第3試合

MS:リー・ジジャ②〔13−21、21−17、21−16〕1●渡邉航貴(日本ユニシス)

MS:アイディル・ソーレ②〔17−21、21−10、21−11〕1●大林拓真(早稲田大)

WD:星千智/松田蒼(日本ユニシス)○〔21−13、18−21、キケン〕0●V・フー/ヤップCW

2020年から日本A代表に選出された渡邉航貴は、マレーシア1番手のリー・ジジャと対戦。ファイナル勝負を演じた

▼第4試合

MD:マンWC/ティKW②〔21−10、21−14〕0●甲斐聡一郎/神山新悟(新田高)

MD:ゴーSF/N・イズディン②〔21−17、21−19〕0●後藤圭亮/河崎駿輔

XD:浦井唯行/宮浦玲奈②〔21−16、21−15〕0●タンKM/ライPJ

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/梅原沙織

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