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【WTF2019】遠藤&渡辺は世界王者に惜敗!見応えあるラリーを展開するも準優勝<決勝戦:男子ダブルス>

12月15日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ(中国・広州)最終日は、決勝トーナメントの決勝戦が行なわれた。ここでは男子ダブルスのダイジェストをお伝えしよう。

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【男子ダブルス】

遠藤大由(手前)/渡辺勇大は、今大会の最終試合で世界王者のセティアワン/アッサン(インドネシア)と対戦した。

第1ゲーム、遠藤/渡辺が低い球を中心にインドネシアペアからポイントを奪いにいくが、百戦錬磨のベテランはなかなか崩れない。ともに主導権をつかめないまま、遠藤/渡辺が8-11でインターバル。中盤から冴え渡ったのは、遠藤のプレーだった。前衛で素早い対応を見せ、相手がバックハンドでネット前に落とそうとした球をカウンターでたたき込むなど、持ち前の機動力とパワーを見せつけた。終盤は、1点を取り合うしびれる展開。遠藤のジャッジミスで19オールと追いつかれた後、先にゲームポイントを握られたが、渡辺がダイビングレシーブや得意のドロップでねばり20オール。互いに譲らぬ接戦は最後、セティアワンのサービスがネットに当たりながら日本ペアのコートへ。コールはアウトだったが、セティアワン/アッサンのチャレンジが成功してポイントとなった。

22-24で接戦の第1ゲームを落とした遠藤/渡辺は、果敢に第2ゲームを奪いにいった。5−4からの1点は、2人の機動力を存分に生かしたラリー。跳ねるようなフットワークで圧倒し、渡辺→遠藤の連続強打でポイントを奪った。また、11点目は遠藤のフットワークでねばり、渡辺のクロスレシーブで得点。11-7のリードで折り返す。

しかし、渡辺が「プレッシャーがかかった場面で、向こうは上げない展開、速い展開に持っていくスキルが高く、勝負所をうまく持っていかれてしまった」と話したとおり、中盤以降はドライブの打ち合いに持ち込まれ、相手に連続得点が増えた。それでも食らいついていった日本ペアだが、最後はアッサンにスマッシュを決められ、19-21。見応えのある試合だったが、世界王者の試合運びのうまさに敗れた。遠藤は「通用した部分はたくさんあったし、やってきたことは間違いではなかったという自信になった。あとは、勝ちきるために何が必要なのか、考えたい」と、一定の手応えを示して、来季の糧にする姿勢を示した。

世界選手権、全英OP、そしてツアーファイナルなどビッグタイトルを手にしたセティアワン(右端)/アッサン。遠藤(左端)/渡辺は今季の優勝を逃したが、WTファイナルズで準優勝の好成績を残した

▼決勝

セティアワン/アッサン(インドネシア)②〔24−22、21−19〕0●遠藤大由/渡辺勇大44分

取材・文/平野貴也

写真/BADMINTONPHOTO

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