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【S/Jリーグ2019】東海興業が2連勝!金沢学院クラブは今季初白星!<男子・久留米&金沢大会>

12月8日に『JTB S/Jリーグ2019』が開催。この日は神奈川・大和市、石川・金沢市、福岡・久留米市の3会場で行なわれた。ここでは久留米・金沢大会の男子ダイジェストをお伝えする。

【Jブロック・久留米大会】

前日のジェイテクト戦でトップカテゴリー復帰後、初勝利を手にした東海興業。この勢いは、連戦で挑んだ東北マークスを相手にも止まらなかった。

第1ダブルスは、東海興業が森田浩平(上写真・左)/間瀬亮介。前日も白星をつかんだチームのエースダブルスは、東北マークスの鈴木大裕/三浦光將との勝負でも勝利をつかみとる。第1ゲームこそ11-21で落とした森田/間瀬だったが、第2ゲーム10本で奪い返すと、最終ゲームはデュースにもつれる接戦に。26オールまでスコアは伸びたが、最後に2連取したのが森田/間瀬。先制ポイントを手にして、シングルスの西野勝志(内定・筑波大)につなげた。

しかし、負けられない東北マークスも、主軸の菊地裕太(上写真)が意地を見せる。第1ゲーム23-21で制すると、第2ゲームを奪われた後の最終ゲームを19本に抑えて勝利。1−1のイーブンに戻し、第2ダブルスに逆転勝利の望みを託した。

勝負所となった第2ダブルス。先に第1ゲームをつかんだのは真川嵩平(上写真・左)/小川桂汰(内定・敬和学園大)。マークスの佐伯健人/澁谷勇希に対して21-13でプレッシャーをかけると、第2ゲームもそのまま21-16 で勝利。東海興業が前日に引き続き2−1で白星をもぎとり、リーグ戦2勝目をつかみとった。

一方、敗れた東北マークスは3連敗。12月15日に地元宮城で開催されるジェイテクト戦が正念場となる。

■Jブロック(福岡・久留米総合スポーツセンター・久留米アリーナ)

東海興業(2勝1敗)2−1 東北マークス(0勝3敗)

森田浩平/間瀬亮介②〔11−21、21−10、28−26〕1●鈴木大裕/三浦光將

西野勝志●1〔21−23、21−16、19−21〕②菊地裕太

真川嵩平/小川桂汰②〔21−13、21−16〕0●佐伯健人/澁谷勇希

勝利を喜ぶ東海興業の真川嵩平(右)/小川桂汰
東北マークスの第1ダブルス・鈴木大裕(右)/三浦光將はファイナル勝負の大接戦で惜しくも敗戦

 

【Sブロック・金沢大会】

両チームともに2敗を喫している金沢学院クラブとJR北海道。地元開催となる金沢学院は、なんとかホームの利を生かして勝利をつかみたいところ。一方のJR北海道も、最下位争いから抜け出すには負けられない一戦だ。

シングルスに全日本総合ベスト4の坂井一将を擁する金沢学院。ダブルスのポイントがチームの勝利につながるが、第1ダブルスを制したのはJR北海道だった。渡部大/武石優斗が21-17、21-10で金沢学院の川原祥人/西方優馬を下してみせた。

シングルスは坂井が第1ゲームこそ21-18と迫られたが、第2ゲームを11本に抑えて貫禄の勝利。これで勝負の行方が第2ダブルスに託されると、意地を見せたのは金沢学院だった。荒井大輝/中田政秀が、JR北海道の東野圭悟/光島理貴に第1ゲームを先制すると、第2ゲームを奪われたあとのファイナルゲーム、21-15で勝利。金沢学院が2−1でJR北海道に勝利を飾り、今季リーグ戦初白星を獲得。JR北海道は3連敗となり、次戦・三菱自動車京都(12月14日)との勝負に敗れれば、9・10位の順位決定戦に臨むことになる。

■Sブロック(石川・いしかわ総合スポーツセンター)

金沢学院クラブ(1勝2敗)2−1 JR北海道(0勝3敗)

川原祥人/西方優馬●0〔17−21、10−21〕②渡部大/武石優斗

坂井一将②〔21−18、21−11〕0●加藤太基

荒井大輝/中田政秀②〔21−17、19−21、21−15〕1●東野圭悟/光島理貴

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/湯浅芳昭

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