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【全日本総合】「今年も全力で勝ちにいく」(桃田)<記者会見>

11月25日(月)、第73回全日本総合選手権の記者会見が駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行なわれた。日本一を決める本大会は、明日26日から6日間の日程で開催される。記者会見には前回大会、男子シングルス優勝の桃田賢斗(NTT東日本)、男子ダブルス優勝の園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)の3名が出席。今大会にかける意気込みを語った。

記者会見に出席した3選手。左より桃田賢斗、園田啓悟、嘉村健士

【男子シングルス】
桃田賢斗(NTT東日本)

「普段、日本で試合をする機会があまりないので、支えてくださる方、会場に足を運んでくださった方を楽しませられるようなプレーをして、自分自身も全日本総合という独特の雰囲気を楽しみながら2連覇を達成できればいいかなと思います。(11月の)香港OPは、疲労もたまっていましたし、全日本総合やワールドツアーファイナルズと勝ちたい大会が続くので棄権しましたが、しっかり休養をとり、チームで基礎練習に取り組むこともできました。いまの調子はすごくいいので、この大会も優勝をねらって頑張りたいです。

この大会では、日本代表、世界トップで戦うA代表の選手たちは、どういうプレーを見せてくれるのかと、すごく見られていると自分は感じていて、すごく緊張します。そういう意味でも、ほかのツアー大会とは違う雰囲気がありますが、その中でも自分のプレーを出すということが大事だと思います。

全日本総合は自分の中では取りたいタイトルの一つ。国際大会で日本のエースとして臨めるということは、試合に挑むときの自信にすごく影響してくる。自分はこの大会にすごく思い入れがありますし、今年も全力で勝ちにいきます」

【男子ダブルス】
園田啓悟&嘉村健士(トナミ運輸)

園田(写真左)「今回の全日本総合は連覇がかかっていますが、一試合一試合楽しみながら、観客の皆さんに男子ダブルスの楽しさを伝えられるようなプレーをしていきたいと思います。

全日本総合は国内大会の最高峰。海外の大会と違って、全試合で日本人と当たる。絶対負けたくないですし、正直、1回戦からやりにくいところもあるんですが、そのプレッシャーを上回っていかないといけない。ここでチャンピオンになって、このあとのツアーファイナルズに向けて勢いづいていけたらいいなと思います」

嘉村「2連覇もかかっているのですが、全日本総合後にはツアーファイナルズも控えているので、この大会は試合内容にもこだわって、ゲームに臨めたらいいかなと思います。今大会で、しっかりレシーブからの攻撃というのをやることができれば、ファイナルにもつながると思います。今大会で勢いをつけて、ファイナルに臨めれば。

全日本総合では、プレッシャーにおされてしまったら、負けてしまう。そこでプレッシャーを跳ね返すことがいまの自分たちに大事なところですし、A代表として意地を見せたい。独特の雰囲気の中で、勝つというのはすごく大事なことなんじゃないかなと思います。

この大会で勝つことができれば、五輪レース後半の戦い方にも影響してくると思うので、しっかりタイトルをとりたいと思っています」

 

【大会日程】

11月26日(火) 9:00~ 各種目予選

27日(水) 9:00~ 1回戦

28日(木) 10:00~ 2回戦

29日(金) 10:00~ 準々決勝(3回戦)

30日(土) 12:00~ 準決勝

12月1日(日) 10:00~ 決勝

会場●駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

アクセス≫東急田園都市線「駒沢大学駅」下車、徒歩20分

 

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

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