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【S/Jリーグ2019】NTT東日本、日本ユニシス、日立情報通信Eが2連勝!<札幌大会・男子>

11月2日に北海道札幌市(札幌市中央体育館)で開幕した「JTB バドミントンS/Jリーグ2019」。開幕節となる札幌大会は3日に大会2日目を迎え、男女4試合ずつ、計8試合が行なわれた。ここでは、男子のダイジェストをお伝えする。

2日の男子ダイジェストはこちら

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3日の女子ダイジェストはこちら

【男子ダイジェスト】

男子はまず、10時の試合開始と同時にJブロックの2試合がはじまった。

昨季2位のNTT東日本は、トップカテゴリー復帰1年目となる東海興業と対戦。試合は第1ダブルスでNTT東日本のダブルスエース・古賀輝/齋藤太一が、森田浩平/間瀬亮介に対して第1ゲームを18本で奪取すると、第2ゲームは11本に抑える完勝でシングルスにつなげる。

前日に続き白星をつかんだNTT東日本の古賀輝(左)/齋藤太一

続くシングルスでは、今年の全日本社会人を制したNTT東日本期待のルーキー・古賀穂が、東海興業の内定選手である西野勝志(筑波大)に第1ゲームを13本で奪われる不安な立ち上がりを見せた。しかし、古賀は第2ゲーム以降に立て直し2−1で逆転勝ち。NTT東日本は、第2ダブルスでも前日に続いて出場した星野翔平/西川裕次郎が、嘉村昌俊/小川桂汰とのファイナル勝負を制して3−0とし、初戦の東海興業にトップカテゴリーの洗礼を浴びせた形だ。

これで開幕2連勝としたNTT東日本。2戦を通じてファイナルゲームにもつれる試合が多かったものの、5年ぶりの王座に向けて順調な立ち上がりを見せた。

Jブロックのもう一試合では、優勝候補の日本ユニシスが東北マークスと対戦した。試合は、第1ダブルスに出場した日本A代表の遠藤大由(上写真・右)/渡辺勇大が活躍した日本ユニシスが、3試合を通して失ゲーム0で東北マークスを完封。NTT東日本と同じくこちらも開幕から2連勝とし、Jブロックでは優勝候補チームの順調さが目立った。

第1試合後に始まったSブロックの2試合では、昨季4位の日立情報通信エンジニアリングが地元のJR北海道に全試合ストレート勝ちして、昨日から2戦連続の白星。昨日に黒星を喫している三菱自動車京都は、金沢学院クラブを相手にダブルス2本が勝利して、今季のチーム初勝利をあげている。

NTT東日本・須賀隆弘監督

「内容的にもう少ししっかりした形で勝てればよかったのですが、開幕戦ということもあり、東海興業さんからも向かってくる姿勢を感じられたので、なかなかうまくいかなかったというのが正直な感想です。一昨年3位で、昨年は準優勝。もちろん今年は優勝をめざして、チーム一丸となって頑張っていきたいと思っています」

▼Sブロック結果

日立情報通信エンジニアリング(2勝)3―0JR北海道(2敗)

竹内義憲/松居圭一郎②〔21−11、21−17〕0●中峰信太朗/光島理貴

猪熊心太朗②〔21−11、21−12〕0●加藤太基

高野将斗/玉手勝輝②〔23−21、21−16〕0●東野圭悟/渡部大

日立情報通信Eが2連勝の好スタート。シングルスの猪熊心太朗も2−0の快勝でチームに貢献した

三菱自動車京都(1勝1敗)2―1金沢学院クラブ(1敗)

疋田聖也/西谷春樹②〔21−18、21−15〕0●荒井大輝/日光凌

常塚光●0〔18−21、15−21〕②坂井一将

林谷理貴/内田裕太郎②〔21−19、21−11〕0●川原祥人/西方優馬

ダブルス2本をしっかり勝って開幕節で白星を手にした三菱自動車京都(写真は第2複に登場した林谷理貴[右]/内田裕太郎)

▼Jブロック結果

NTT東日本(2勝)3―0東海興業(1敗)

古賀輝/齋藤太一②〔21−18、21−11〕0●森田浩平/間瀬亮介

古賀穂②〔13−21、21−13、21−13〕1●西野勝志

星野翔平/西川裕次郎②〔21−5、19−21、21−8〕1●嘉村昌俊/小川桂汰

日本ユニシス(2勝)3―0東北マークス(2敗)

遠藤大由/渡辺勇大②〔21−14、21−14〕0●佐伯健人/菊池裕太

小野寺裕介②〔21−17、21−19〕0●澁谷勇希

井上拓斗/岡村洋輝②〔21−13、21−15〕0●鈴木大裕/三浦光將

取材・文/吉井信行

写真/川口洋邦

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