バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【世界ジュニア2019】郡司莉子が第1シードを撃破!決勝に進出!<個人戦6日目結果>

10月12日に開催された世界ジュニア2019(ロシア・カザン)個人戦6日目は、各種目の準決勝が行なわれた。

過去の世界ジュニア関連の記事はこちら

3個のメダルを確定させた日本勢。準決勝で勝利をつかんだのは、女子シングルスの郡司莉子(上写真)だ。第1シードのピッタヤポン・チャイワン(タイ)と対戦した郡司は、第1ゲームを16本で先制する。第2ゲームは互いにポイントを奪い合う展開となったが、最後に抜け出したのは郡司。21-19で勝利し、2014年に金メダルを獲得した山口茜(現・再春館製薬所)以来となる同種目での決勝進出を決めた。

準々決勝で第1シードを下した女子ダブルスの鈴木陽向/大澤佳歩(上写真・右)は、中国ペアとの勝負に挑んだ。第1ゲームを7-21で失った鈴木/大澤だったが、第2ゲームは16本で奪い返して最終ゲームへ。7オールから1点を交互に取り合うシーソーゲームとなったが、13オールから4連続ポイントなどで抜け出したのが中国ペア。鈴木/大澤も追走したが、最後は17-21で引き離され惜敗。鈴木/大澤は世界ジュニアで銅メダルを手にした。

男子ダブルスの川本拓真/河村翼(上写真・右)も、中国ペアに敗れて銅メダルとなった。昨年の世界ジュニア王者である中国の王昶(ワン・チャン)/邸子健(ディ・ジージァン)と対戦した川本/河村は、第1ゲーム前半こそ7-8としたものの、ここから連続失点を喫して11-21。第2ゲームは先に13-8とリードした川本/河村だったが、中国ペアの追い上げを抑えられず18-21で敗戦した。決勝進出は逃したものの、男子ダブルスでは2017年の金子真大/久保田友之祐(現・トナミ運輸/金メダル)以来となる銅メダルを獲得した。

日本選手の結果は以下の通り。

【女子シングルス】

郡司莉子②〔21−16、21−19〕0●ピッタヤポン・チャイワン(タイ)42分

日本勢としては5年ぶりの金メダルをねらう郡司。決勝戦では、団体戦で破ったアジア女王の周萌と再び激突する

【男子ダブルス】

川本拓真/河村翼●0〔11−21、18−21〕②王昶/邸子健(中国)31分

【女子ダブルス】

鈴木陽向/大澤佳歩●1〔7−21、21−16、17−21〕②LIN Fang Ling/ZHOU Xin Ru(中国)61分

▼日本選手団

【男子】川本拓真、河村翼(埼玉栄高③)熊谷翔、藤澤佳史(聖ウルスラ学院英智高③)稲光翔太郎(ふたば未来学園高②)内野陽太、柴田拓実(埼玉栄高②)西大輝(乙訓高②)武井凜生(ふたば未来学園高①)

【女子】鈴木陽向、大澤佳歩、宮﨑淳美(埼玉栄高③)内山智尋(ふたば未来学園高③)栗原あかり(西武台千葉高③)大竹望月(青森山田高③)郡司莉子(八代白百合学園高②)廣上瑠依(ふたば未来学園高②)杉山薫(ふたば未来学園高①)

【団長】長谷川博幸【総監督】友金幸雄【男子コーチ】リー・ワンワー、本多裕樹【女子コーチ】明神憲一、井田貴子【映像分析】萩森涼【トレーナー】竹下ひとみ

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了