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【世界選手権2019】「レシーブでは我慢して、攻めるときは一気にいくメリハリができた(井上)」<選手コメント−4>

8月21日に開催された25回世界選手権(スイス・バーゼル)3日目、各種目の2回戦が行なわれ、世界の頂点をめざす日本代表選手らが登場した。ここでは、戦いを終えた選手たちの試合後のコメントを紹介しよう。

放送予定

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MD:保木卓朗(手前)/小林優吾

2回戦:P・チュウ/R・チュウ(アメリカ)に2−0で勝利

保木 ミックスダブルスをやってからの試合ですし、また違うコートでプレーできたのは、よかったと思います。大きな目標はメダル獲得ですが(4強入りした)インドネシアOPも先を見ずにやっていたので、一つひとつという気持ちで頑張りたいです。

小林 ほかの大会より調整期間が長かったですが、今日1試合を終えてホッとしています。今日の相手は、試合の中でレシーブの練習もできましたし、アタックのコースも確かめることができたので、次の試合につながると思います。

MD:井上拓斗(奥)/金子祐樹

2回戦:アーロン・チア/ソウ・ウィーイク(マレーシア)に2−1で勝利

井上 初対戦で、1ゲーム目は様子を探りながらの展開だったのですが、ゆっくりし過ぎてしまいました。2ゲーム目以降はレシーブに回ったら(徹底して)我慢して、攻めるときは一気にいくというメリハリができたと思います。ただ、ファイナルゲームの終盤に追い上げられたのは、自分が興奮してしまって、大きな展開にしなければいけないのに、ドライブ戦にいったことが要因なので、パートナーに助けられました。終盤に勝ちきれない試合が続いてランキングが落ちていますが、7位まで上げていましたし、何かがかみ合えばそこまでいける力はまだ持っていると思っています。一戦一戦やるだけです。

金子 相手が得意なドライブ戦になると分が悪いので、それをしないようにと思ったら、ゆっくりし過ぎて気持ちよく攻撃させてしまいました。メリハリをつけてからは、球回しで体力を削ることができました。それで3ゲーム目の終盤までリードができたのですが、余裕を持ち過ぎて「やらなければいけないこと」ではなく「やりたいこと」をやってしまった部分とミスで追い上げられました。でも、リードして相手にプレッシャーがあったと思うので、最後の2、3点は、その差だったと思います。

(明日の試合は、前回王者の李俊慧(リ・ジュンフイ)&劉雨辰(リュウ・ユチェン)が相手ですが?)勝ったことはないですが、毎回、割といいところまでいけている相手。そこ(終盤の接戦)にいくまでが厳しい戦いですけど、ついていけば、この舞台ではプレッシャーを感じるのは相手なので、まずは終盤に競ったところまでいけるように頑張りたいです。

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取材・構成/平野貴也

写真/菅原淳

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MS=男子シングルス、WS=女子シングルス、MD=男子ダブルス、WD=女子ダブルス、XD=混合ダブルス

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