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【日本代表情報】オリンピックレースの山場に向けて。<フィジカル強化の代表合宿レポート>

7月5日、前日に続いて富山県高岡市で行われている日本代表の強化合宿が公開された。

5日の強化合宿、午前練習でシャトルランを行なう(左より)桃田賢斗、小林優吾、井上拓斗

公開されたのは、竹平記念体育館で行なわれた午前9時からの3時間の練習。ウォーミングアップ後、たっぷり2時間がシャトルランやコートを使ったフットワーク練習など、シャトルを使わないトレーニングにあてられた。

左より東野有紗、福島由紀、松本麻佑

その後、種目ごとに分かれて、コーチによるノックのほか、1対1や2対1、2対2や3対2で種目別に羽根を打った。

また、非公開で行なわれた午後はウエイトトレーニングに取り組み、この日も、「今合宿はフィジカル強化が目的」と明言する朴柱奉監督の意向が反映された練習スケジュールが組まれていた。

午前の練習後、取材に応じた朴柱奉監督

「5月からオリンピックレースが始まっているとはいえ、ここまでは団体戦などもあり、ここからが個人戦の勝負だと考えている」と朴柱奉監督。特に7月以降にSuper1000やSuper750といったポイントの大きい大会が続くこともあり、オリンピックレースに関してはここからが本番だと見据えているようだ。

「12月までの結果で80パーセントくらいオリンピックに出られる選手が決まってくると思う」と明言した朴監督。「過酷」とも表現されるオリンピックレースは、中盤戦の注目すべき時期を迎える。

この日は、前日の体育館での練習に続いて一般来場者へも練習を公開。

平日にもかかわらず約500名のファンが来場。練習前から選手の会場入りを待つ列ができるなど日本代表に寄せられる注目度の高さがうかがえた。

竹平記念体育館で行なわれた練習は一般に公開。500名のファンがギャラリーに

練習後も選手がバスに乗り込む際に「お疲れさま!」「頑張ってください!」とファンから声がかかり、選手たちも笑顔でその声援に応えていた。

練習後、エントランス前には選手が乗り込んだバスに手を振るファンが詰めかけた

なお、日本バドミントン協会では、日本代表をはじめ日本バドミントン協会のファンクラブ『BIRD MEMBERS』の運用を7月2日より開始している。
詳細はファンクラブのウェブサイトにて。https://fan.badminton.or.jp/

文/バドミントン・マガジン
写真/菅原 淳

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