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【大阪国際チャレンジ】日本勢は3種目で決勝進出!元世界選手権優勝ペアも決勝へ!<IC>

日本で開催される国際大会のひとつ、大阪国際チャレンジ(守口市・IC)が4月3日に開幕。日本B代表選手や国内のトップ選手らが参戦しているほか、韓国、中国、インドネシアなどからもベテラン、若手選手が出場。各種目予選から準々決勝までが行なわれており、6日は準決勝が争われた。日本はB代表選手らが中心となって3種目で決勝へと勝ち上がっている。

日本から3選手が準決勝に勝ち上がった男子シングルスは、渡邉航貴、大林拓真(写真)が決勝に進出。早稲田大2年の19歳・大林は、トナミ運輸の下農走を2−0で抑えると、渡邉は中国の任朋嶓(レン・ペンボ)を10本、18本で破って準決勝を突破した。

男子シングルスと同じく3選手が勝ち残っていた女子シングルスは、川上紗恵奈が齋藤栞との日本人対決を2−0で制して決勝へ。三谷美菜津との準決勝をファイナル勝負の末に制した韓国のイ・セヨンと対戦する。日本のお家芸といえる種目となった女子ダブルスは、保原彩夏/曽根夏姫が加藤美幸/柏原みきとの接戦を制して決勝の切符を獲得。尾﨑沙織/川島里羅は、中国ペアを2−0で下して頂上決戦にコマを進めている。

韓国勢が占めた男子ダブルスは、世界選手権での優勝経験があるベテラン・高成炫(コ・スンヒュン)/申白喆(シン・ベクチョル)と、若手ペアのカン・ミンヒュク/キム・ジェファンが勝利。混合ダブルスは中国ペア、韓国ペアがそれぞれ決勝へと進んだ。日本ペアで唯一準決勝に勝ち残っていた浦井唯行/宮浦玲奈は、その中国ペアに1−2で敗れ、決勝進出はならなかった。

女子シングルスで決勝へと勝ち進んだのは北都銀行の川上紗恵奈
国際大会での上位実績のある中国の于小含ペアを下した尾﨑沙織(右)/川島里羅

準決勝の結果、決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

大林拓真②〔21−13、21−14〕0●下農走41分

渡邉航貴②〔21−10、21−18〕0●任朋嶓(中国)44分

スペインマスターズ4強の中国選手を破った渡邉航貴が決勝へ

▼決勝

大林拓真 − 渡邉航貴

【女子シングルス】

イ・セヨン(韓国)②〔13−21、21−18、21−13〕1●三谷美菜津54分

川上紗恵奈②〔21−14、21−11〕0●齋藤栞40分

▼決勝

川上紗恵奈 − イ・セヨン(韓国)

【男子ダブルス】

高成炫/申白喆(韓国)②〔21−15、21−13〕0●キム・ドンジョ/ナ・スンソン(韓国)34分

カン・ミンヒュク/キム・ジェファン(韓国)②〔21−16、21−14〕0●キム・ウンホ/パク・キュンホン(韓国)31分

2014年の世界選手権優勝ペアの高成炫/申白喆(右)が決勝に進出

▼決勝

高成炫/申白喆(韓国) − カン・ミンヒュク/キム・ジェファン(韓国)

【女子ダブルス】

保原彩夏/曽根夏姫②〔18−21、21−19、21−18〕1●加藤美幸/柏原みき64分

尾﨑沙織/川島里羅②〔21−17、21−17〕0●于小含/曹彤威(中国)42分

▼決勝

保原彩夏/曽根夏姫 − 尾﨑沙織/川島里羅

【混合ダブルス】

郭新娃/張殊賢(中国)②〔15−21、21−12、21−17〕1●浦井唯行/宮浦玲奈55分

キム・ウンホ/チョン・ナウン(韓国)②〔21−18、19−21、21−18〕1●マウラナ/バンダソ(インドネシア)66分

▼決勝

郭新娃/張殊賢(中国) − キム・ウンホ/チョン・ナウン(韓国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/早浪章弘

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