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【世界ジュニア2018】日本が強敵タイを下して決勝トーナメント進出!<団体戦>

11月7日に開催されたBWF主催の世界ジュニア2018(カナダ・マーカム)3日目は、団体戦・予選リーグが行なわれた。

初日の結果はこちら/2日目の結果はこちら

予選リーグ最終戦に臨んだ日本は、同組最大のライバルとされたタイと対戦。男女シングルスにはジュニアでトップクラスの選手を擁するタイだったが、日本は総合力で対抗。

第1試合の男子シングルスは日本のエース奈良岡功大と、世界ジュニアランキング1位のクンラビット・ビチッドサーンが激突し、ここはタイのクンラビットが2−1で勝利。しかし、次の女子シングルスではインターハイ王者の水井ひらりが白星をつかむと、続く男子ダブルスの中山裕貴/緑川大輝も10本、13本で制して逆転に成功。日本が2−1とし、チームの勝利に王手をかけた。

この大事な場面で登場したのが、女子ダブルスの福本真恵七/齋藤夏(写真左)。接戦となった勝負はファイナルゲームに突入し、最後は福本/齋藤が21-16で勝利。混合ダブルスは落とした日本だったが、3−2で強敵・タイを退け予選1位通過が決定。決勝トーナメント進出を決めた。

日本は決勝トーナメントの初戦(準々決勝)で、D組1位の台湾と対戦。勝てば中国VSマレーシアの勝者との激突する。

日本の結果は以下の通り。

※過去の世界ジュニア関連の記事はこちら

【グループC】

日本(4勝) 3−2 タイ(3勝1敗)

MS奈良岡功大 1−② Kunlavut VITIDSARN

WS水井ひらり ②−1 Phittayaporn CHAIWAN

MD中山裕貴/緑川大輝 ②−0 Weeraphat/Wachirawit

WD福本真恵七/齋藤夏 ②−1 Benyapa/Chasinee

XD緑川大輝/齋藤夏 1−② Phittayaporn/Kunlavut

最終順位:①日本②タイ③ペルー④南アフリカ共和国⑤モンゴル

女子シングルスの水井が勝利を飾り1−1とした日本。この後のダブルス陣が奮起し、日本が決勝トーナメント進出を決めた
エース対決には敗れた奈良岡功大だったが、同世代のライバル相手にファイナル勝負を演じた

【グループA】

①中国②香港③ドイツ④オランダ⑤ニュージランド⑥オーストラリア

【グループB】

①マレーシア②スウェーデン③カナダ④ウクライナ⑤ポーランド

【グループD】

①台湾②フランス③ブラジル④ノルウェー⑤ウガンダ

【グループE】

①インド②スリランカ③フェロー諸島④ケニア⑤アルジェリア

【グループF】

①韓国②スコットランド③チェコ④スペイン⑤スロバキア

【グループG】

①デンマーク②シンガポール③アメリカ④ドミニカ共和国⑤ガイアナ

【グループH】

①インドネシア②イングランド③メキシコ④オーストリア⑤マカオ

◆決勝トーナメント

中国 − マレーシア

日本 − 台湾

インド − 韓国

デンマーク − インドネシア

◆日本選手団

【選手】

中山裕貴、緑川大輝、加藤太基、武井優太(埼玉栄高3年)

一井亮太(水島工高3年)

奈良岡功大(浪岡高2年)

河村翼、川本拓真、秦野陸(埼玉栄高2年)

水井ひらり、福本真恵七(ふたば未来学園高3年)

吉田瑠実、齋藤夏(埼玉栄高3年)

木村早希、大石悠生(青森山田高3年)

染谷菜々美、内山智尋(ふたば未来学園高2年)

高橋美優(青森山田高1年)

郡司莉子(八代白百合学園高1年)

【スタッフ】

団長:田部井秀郎(日本協会ジュニア強化部長)

総監督:長谷川博幸(日本ジュニア強化部ヘッドコーチ)

男子監督:友金幸雄(日本協会ジュニア強化部員)

女子監督:明神憲一(日本協会ジュニア強化部員)

男子コーチ:林貴昭(日本協会ジュニア強化部員)

女子コーチ:井田貴子(日本協会ジュニア強化部員)

トレーナー:升巴七都希(株式会社ロコ・ケア)

映像分析:萩森涼(JSCハイパフォーマンスサポート事業スタッフ)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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