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【世界ランキング】桃田賢斗がライバルを抜いて日本人初の世界ランク1位に輝く!<男女シングルス>

9月27日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。BWFワールドツアーの中では、12月に開催されるツアーファイナル(中国・広州)に次ぐ高い格付けとなるSuper1000の中国OPのポイントが加算され、各種目で順位の変動が見られた。ここでは男女シングルスを紹介しよう。

【男子シングルス】

9月に開催されたジャパンOP(東京・Super750)で優勝を飾り、翌週に開催された中国OP(常州・Super1000)でも準優勝を飾った桃田賢斗(写真)が、8万7107ポイントでついに世界ランキング1位に到達した。昨年の9月末から同ランク1位に立っていたビクター・アクセルセン(デンマーク/2018年4月12日付のみ2位)は、世界選手権準優勝の石宇奇(シー・ユーチー/中国)にもかわされ、3位に後退している。4位は周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)、5位はリー・チョンウェイ(マレーシア)が入った。

日本勢は、2番手の西本拳太が1ランクダウンの10位。3番手の常山幹太は19位、坂井一将が33位をキープしている。五十嵐優は順位を一つ落として37位としたが、シドニー国際優勝(IS)の武下利一が8ランクアップの80位に浮上した。

なお、8月の世界選手権、アジア大会を見送り、9月のワールドツアーも欠場しているチョンウェイは、早期の鼻の癌が発覚。台湾で治療を受け、現在は療養中であることをマレーシア協会が発表している。

6月のマレーシアOPで優勝を果たしたリー・チョンウェイ。レジェンドの復活が待たれる

 男子シングルスの順位は こちら 

【女子シングルス】

ジャパンOP、中国OPでは上位に入れなかった戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)だが、世界ランクに大きな影響はなく、9万8317ポイントで首位を守る。2位の山口茜が8万5143ポイントで続き、3位も8万2814ポイントのプサルラ・V.シンドゥ(インド)がキープした。そんな中、ジャパンOPでベスト4、中国OPで準優勝など好成績を残し、日本勢を苦しめている中国の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/写真右)が、2ランクアップの4位と順位を上げた。5位は世界女王のキャロリーナ・マリーン(スペイン/写真右)。

山口に次ぐ2番手の奥原希望は、順位が変わらず8位。続く髙橋沙也加は13位、大堀彩は15位と、それぞれ1ランクアップをしている。東アジア3連戦に参戦している川上紗恵奈は日本、中国のポイントを重ねて44位から38位に浮上。南オーストラリア国際(準優勝・IC)、シドニー国際(優勝・IS)と格付けが低い大会ながら好成績を収めた峰歩美が、50位→44位に6ランク順位を上げている。また、インドネシアマスターズ(Super100)で準優勝を飾った齋藤栞も、23ランクアップの59位と大きく順位を引き上げた。

女子シングルスの順位は こちら 

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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