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【世界ランク】桃田賢斗が2位に浮上!男子シングルス初の1位も目前に!

9月20日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週(9月11日〜16日)に行なわれたジャパンOPなどの結果が反映され、各種目に順位変動が見られた。

【男子シングルス】

ジャパンOPで優勝を飾った桃田賢斗(写真)が、2016年4月に記録した自己最高位に並ぶ2位に浮上した。首位を守るビクター・アクセルセン(デンマーク)と1347ポイント差に詰めている。今週に行なわれた中国OP(常州・Super1000)で桃田は準優勝に入ったことから、次週の同ランクでは日本男子シングルス史上初となる世界ランク1位に立つ可能性が大きく高まった。

そのほか、石宇奇(シー・ユーチー/中国)が3位リー・チョンウェイ(マレーシア)が4位、5位に台湾の周天成(チョウ・ティエンチェン)が続いている。

日本勢は、2番手の西本拳太が9位を守り、続く常山幹太は1ランクアップの19位と、20位圏内に食い込んできた。4番手の坂井一将が4ランクダウンの33位に後退する一方、5番手につけている五十嵐優が着実にポイントを重ね、5ランクアップの36位に浮上。6番手の武下利一は13ランクアップの88位と、大きく順位を上げている。

男子シングルスの順位は こちら   

【女子シングルス】

戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が首位を守り、2位も山口茜がキープしている。3位のプサルラ・V.シンドゥ(インド)と4位のラチャノック・インタノン(タイ)も前週から変わらぬ順位に位置しているが、5位に浮上してきたのがジャパンOP優勝のキャロリーナ・マリーン(スペイン)。8月の世界選手権優勝から好調を持続しており、2016年11月以来の世界ランク1位にも少しずつ近づいている。

日本勢2番手は、ジャパンOP準優勝・奥原希望の8位。3番手の髙橋沙也加は14位につけている。その高橋に続くのはジャパンOPベスト4の大堀彩。佐藤冴香(17位)をかわして16位に浮上している。2人のポイント差はわずか40としており、今後のランク争いから目が離せない。

三谷美菜津(22位)、川上紗恵奈(44位)が順位を落とす一方、峰歩美が13ランクアップの50位に浮上している。

女子シングルスの順位は こちら 

【男子ダブルス】

ジャパンOP優勝のギデオン(奥)/スカムルヨ(インドネシア)が首位を独走。2位は中国の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)、3位は張楠(ツァン・ナム)/劉成(リュウ・チェン)が続く。日本勢1番手の園田啓悟/嘉村健士は4位、2番手の井上拓斗/金子祐樹は8位と、それぞれ一つ順位を落とした。13位は遠藤大由/渡辺勇大、21位に保木卓朗/小林優吾が入っている。

まだポイントは少ないものの、南オーストラリア国際(IC)優勝の古賀輝/齋藤太一が13ランクアップと、大きく順位を上げて70位に浮上。69位の竹内義憲/松居圭一郎とのポイント差は、わずか450だ。同じく南オーストラリア国際のポイントを加算させた小野寺雅之/岡村洋輝は11ランクアップで74位、金子真大/久保田友之祐は9ランクアップで79位と、若いペアが順位を上げて、さらに上位進出をうかがっている。

 男子ダブルスの順位は こちら 

【女子ダブルス】

福島由紀/廣田彩花が、ジャパンOP優勝の1万1000ポイントを加えて1位を守る。2位は、ジャパンOP準優勝の陳清晨/賈一凡(中国)。3位につけていた髙橋礼華/松友美佐紀はインドネシアのポリイ/ラハユに抜かれて4位に後退し、5位に米元小春/田中志穂、6位に松本麻佑/永原和可那と日本勢3ペアが並ぶ形となった。

5番手の櫻本絢子/髙畑祐紀子は10位を守ったが、福万尚子/與猶くるみは2ランクダウンの17位と後退。本田恵利奈/清水望が29ランクアップの74位と、大きく順位を上げてきた。

女子ダブルスの順位は こちら

 【混合ダブルス】

ジャパンOP優勝の鄭思維/黄雅瓊(中国)が、ジャスト10万ポイントと首位を独走。ジャパンOP決勝でも戦った2位の王懿律/黄東萍(中国)を、大きく引き離している。3位はインドネシアのアーマド/ナトシール、4位は鄧俊文/謝影雪(香港)、5位にデンマークのクリスチャンセン/ペデルセンが並んでいる。

日本勢は、ジャパンOPベスト4の渡辺勇大/東野有紗が、自己最高位の10位に浮上。今週開催された中国OPでも、アーマド/ナトシールを倒すなど、勢いに乗っている。混合ダブルス専任の権藤公平/栗原文音は、15ランクアップの49位に浮上。ジャパンOPにも出場したA代表同士のペア・保木卓朗/米元小春は、一気に35ランクアップの64位。混合ダブルス専任の三橋健也/篠谷菜留は100位の壁を破り、94位にランクインした。

混合ダブルスの順位は こちら

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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