【ジャパンOP】「負けられない思いはいつも以上に強かった(松本)」<選手コメント−1>

9月12日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンOP(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ/Super750)は、2日目に男子ダブルス、女子ダブルス2種目の1回戦が行なわれた。ここでは、女子ダブルスの松本麻佑/永原和可那、櫻本絢子/髙畑祐紀子のコメントを紹介しよう。

ジャパンOP2018

松本麻佑(右)/永原和可那(北都銀行)

結果:ボロトワ/ダフレトワ(ロシア)に2−0で勝利し、2回戦進出

松本「(優勝した)世界選手権のときに、やっと自分たちの形ができてきたかなと思ったので、それを前回のスペイン(マスターズ/優勝)に続いて、今回の1回戦でも継続できたと思います。私が後ろで永原が前という形が理想的な攻撃スタイルですが、今まではそれができなくなったときに負けるというパターンが多かった。それが逆になったときでも点数が取れるようになっている。そこが自信になっています。

世界選手権で優勝して、今大会も1回戦で負けられないと思っていました。まずは1回戦突破が目標(注:過去3大会は初戦敗退)だったので、そこに向けて負けられない思いはいつも以上に強かったと思います。

今日プレーしてみて、シャトルが飛ばない感じがあったので、そこは我慢の勝負だなと思います。(出身の)北海道で地震があったときは、私たちは東京にいてニュースで知ったのですが、心配しています。今回の大会で自分たちが活躍して、元気を届けられればいいなと思います」

永原「世界選手権が終わったあとのスペインで優勝できたことは自信になっているので、今回も自分たちの形に自信を持って、戦えたらいいなと思います。世界選手権で金メダルを取ってから、周りの環境も変わって、期待もしていただけるようになったので、ジャパンOPもその期待に応えられるようにしたいです。

(勝てば日本対決が増えてくるが)いつも一緒に練習している分、ラリーも長くなってくると思う。まずは日本人同士で戦えるように、2回戦もしっかり頑張りたい。(出身の)北海道の方々に、自分たちのプレーで元気を与えられるように、一戦一戦、頑張っていきたいです」

ジャパンOP2018

櫻本絢子(右)/髙畑祐紀子(ヨネックス)

結果:ハリス/プラディプタ(インドネシア)に2−1で勝利し、2回戦進出

櫻本「相手の世界ランキングは考えていませんでした。スーパー750の大会はなかなか出させてもらえない大会なので、楽しく試合できました。2ゲーム目は相手のスピードに引いてしまったところがあるので、そこは課題です。

次の相手(インドネシアのポリー/ラハユ)は初めて対戦する相手。自分たちもやりたい相手だったので、今のプレーがどれだけ通用するか確認したいですし、その中で勝ちにつながるようにプレーしたいと思います」

髙畑「ストレートで勝ち切らないといけない試合だったと思うので、その反省は次の試合に生かしたいと思います。次の対戦相手はずっと対戦したいと思ってきたペアですし、ラハユ選手は自分と同じくらいの年齢で、世界で活躍している選手。そうした選手と対戦できるのはとても楽しみです」

取材・文/田辺由紀子

写真/菅原 淳

投稿日:2018/09/12

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