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【奥原希望インタビュー】「一番記憶に残っているのは、16年の全英オープン」

5月22日発売のバドミントン・マガジン6月号別冊付録『2018 SPRING & SUMMER MIZUNO BADMINTON』では奥原希望、松友美佐紀両選手(ともに日本ユニシス)のインタビューを掲載しています。二人にはそれぞれ11の質問に答えてもらっていますが、付録に掲載できたのはそのうちの5つのみ。ここでは誌面の都合で掲載できなかった奥原選手のインタビューを特別に公開します!

Q1 最近のバドミントンの盛り上がりを実感することはありますか?

奥原「ありますね。試合を見にきてくださる方の数が増えてきたり、SNSの反応が前よりもよくなってきたり、そういったところで感じています。バドミントンに興味を持ってくれる人が増えてきたのかな、と思うとうれしいです。これからも、そういう傾向が強まってほしいですね」

Q2 バドミントンをやってきて、これまでで一番うれしかったことは?

奥原「一番というのは難しいですね……。まず一つは、自分のイメージ通りのショットを打てること。練習してきたショットが試合で打てたときは、やっぱりうれしいです。もちろん、勝ったときとか、表彰台に上がったときもうれしいですけど…、いっぱいあるから、選ぶのは難しいです。

その中で、一番記憶に残っていて、一生忘れないなと思うのは、2016年の全英オープンで優勝したとき。誕生日だったので、みんなが試合前にバースデーソングを歌ってくれて…、あの雰囲気は、いまでも思い出します」

Q3 反対に、一番つらかったことは?

奥原「バドミントンができないことが、一番つらいですね。私は何回も経験していますけど、『これくらい休めば治る』という、時間が解決する問題じゃないのが一番キツい。それに比べたら、勝てなかったり、思うようにいかないという悩みは、すごく幸せな悩みだと思います。プレーできないことのほうが、全然つらい。大きなブランクは4回ありました。一番最近のヒザの故障は、何カ月で治るという見込みが立ちづらくて、特につらかったです」

Q4 試合前に必ずやること、ゲン担ぎなどあれば、教えてください。

奥原「コートに一礼するくらいですね。あとは、入場前に大きくジャンプ。私だけじゃなく、みんなやっていると思います。アリーナに入る前、隠れたところで(笑)。コートに入る前は、自分に話しかけます。最近は、『またケガから復帰してバドミントンができることを、まず思いきり楽しもう』ということや、周りへの感謝の言葉を。あとは、相手に対する戦略とか。メンタル的なことも、戦術的なこともあります」

Q5 オフのリラックス法は?

奥原「前までは出かけることが好きだったんですけど、いまは部屋でゴロゴロしています(笑)。ゆっくりしたくて、全然外に出かけなくなっちゃいました。(ケガで)思いきりバドミントンができない時期が続いて、人と会うのも疲れてしまうな、と。外に出るのには、気持ちを作らないとダメじゃないですか。その気持ちを作るのすらオフにして、家でテレビを見たり、音楽を流したり、掃除したり。部屋の掃除をすると、けっこうすっきりするんですよね」

Q6 奥原選手にとって「至福のとき」は?

奥原「本当に無駄な時間を過ごしているとき(笑)。前まではそういう時間が嫌いで、何かしていたいという感じだったんですけど…、そういう時間が大事なんだなと思うようになりました。トシですかね(笑)?」

 

プロフィール◎おくはら・のぞみ/1995年3月13日生まれ、長野県出身。仁科台中―大宮東高―日本ユニシス。緻密な配球力と勝利への飽くなき意志で世界と戦い続ける。156.3㎝、右利き。

取材日/3月28日

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

取材協力/ミズノ株式会社

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