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【全英OP展望】日本は5ペアが参戦!上位独占の可能性も!<女子ダブルス>

女子ダブルス

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ライバル激減で優勝の可能性が広がる!

日本からは世界ランクトップ20以内に位置する5ペアが参戦する。注目は1月のインドネシアマスターズ(Super500)で優勝を遂げた、日本のエース・髙橋礼華/松友美佐紀の2人だろう。

現在世界ランク2位の髙橋/松友は、昨年1年を通してモチベーションの維持に苦労したが、その経験やインドネシアでの優勝を機に「2人で東京五輪をめざしてやっていく気持ちになれた」(松友)と、五輪への意欲を再燃させている。第2シードで挑む今回の全英OPは、もちろん優勝候補の一角。1回戦ではインドのポンナッパ/シッキと対戦することが決まっており、勝てばインドネシアのハリス/プラディプタと韓国の張藝娜(ジャン・イェナ)/金慧麟(キム・ヘリン)の勝者と対戦する。髙橋/松友にとっては2016年優勝以来、2度目の全英制覇なるか。

第4シードの福島由紀/廣田彩花は、初戦で格下のフランスペアと対戦。2回戦以降の相手も実績では福島/廣田に劣るペアが多く、準々決勝まではしっかり勝ち上がりたいところだ。

第5シードの米元小春/田中志穂も、世界ランク下位のインドペアと1回戦を戦う。2回戦はインドネシアの若手ペアが勝ち上がってくると予想されるが、実績的には米元/田中が上。連勝を飾り、そのまま上位進出をめざしたい。

世界ランク12位の福万尚子/與猶くるみは、初戦で第1シードの中国・陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)と激突する。過去の対戦成績は1勝1敗。久々の対戦となるが、持ち前のねばり強さで強敵を倒したい。また、全英OP初出場となる松本麻佑/永原和可那は、1回戦でロシアペアと対戦する。勝てばインドネシアのポリイ/ラハユとの勝負が予想されるだけに、初戦でしっかり勢いをつけて強敵にぶつかりたい。

今回の女子ダブルスは、強豪・中国から陳清晨/賈一凡の1組しか出場していない。韓国もペアの組み替えなどで実績を残しているのが李紹希(イ・ソヒ)/申昇瓚(シン・ソンチャン)のみ。ポリイ/ラハユ、リターユール/ペデルセン(デンマーク)といった侮れないペアもいるが、日本の5ペアにとっては、ライバル激減で優勝のチャンスが大きく広がった。状況によっては、日本が上位を占める可能性も十分に考えられる。

▼放送予定

バドミントン全英OP2018

CSテレ朝チャンネル2にて

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全英OP:1899年に第1回大会をロンドンで開催。当初は男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目で行なわれた(翌年から男女シングルスも実施)。バドミントンの国際大会としては、最も歴史と伝統のあるオープントーナメントとして知られている。1977年に世界選手権が開催される以前は、世界の頂点を決める大会として各国のトップ選手が出場、多くの名勝負を繰り広げた。日本選手は1960〜70年代にかけて、女子シングルスに出場した高木紀子、湯木博恵、竹中悦子などが優勝。女子ダブルスでも相沢マチ子/竹中悦子、徳田敦子/高田幹子などが頂点に立っている。最近では2016年に女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が単複W制覇を遂げた。

※優勝者の名前は旧姓。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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