【全英OP展望】園田&嘉村はリオ五輪銀メダリストと対戦!<男子ダブルス>

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園田&嘉村は1回戦が山場に!

現在の世界ランキング20位以内に三組が名を連ねている男子ダブルス。その先頭に立つのは、日本のエースとして海外で活躍する園田啓悟/嘉村健士だ。昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した二人は、年末のスーパーシリーズファイナルでもベスト4の成績を残すなど、国際トーナメントでは“上位常連”の存在に。今回の全英OPでも第5シードに入った。

その園田/嘉村の初戦の相手は、2016年リオ五輪の銀メダリスト・ゴーVS/タンWK(マレーシア)となった。昨年夏以降、一時ペアを解消していた二人だったが、今年に入って再結成。すると、1月のマレーシアマスターズ(Super500/旧SS)ではさっそく準優勝の結果を残しており、ペアとしての強さに陰りはなかった。園田/嘉村は昨年5月のスディルマン杯で勝利を上げているが、この最初の山場をしっかり勝って上位に進みたい。

世界ランク11位の井上拓斗/金子祐樹は、初戦で台湾の陳宏麟(チェン・フンリン)/王齊麟(ワン・チーリン)と激突する。昨年はこの台湾ペアと春先に2試合を戦い、どちらも井上/金子が0−2で敗れている。しかし、日本ペアは秋以降に海外で結果を残し始めているだけに、約1年ぶりの戦いでは違った結果を残す可能性も十分高い。上位進出に向けて、まずは台湾の強敵を退けたい。

2017年の国際大会では、コンスタントに結果を出している保木卓朗/小林優吾は、インドの新鋭・シェティ/ランキレッディと1回戦を戦う。相手は高身長からの攻勢を仕掛けてくるだけに、保木/小林はレシーブから自分たちの持ち味であるアタックにつなげていきたい。また、昨年12月の全日本総合で優勝を遂げている遠藤大由/渡辺勇大は、キッティヌポン/デチャポル(タイ)と対戦する。勝てば台湾の李洋(リー・ヤン)/李哲輝(リー・ヅェフェイ)とロシアのイワノフ/ソゾノフの勝者と戦うことになる。

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バドミントン全英OP2018

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全英OP

全英OP:1899年に第1回大会をロンドンで開催。当初は男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目で行なわれた(翌年から男女シングルスも実施)。バドミントンの国際大会としては、最も歴史と伝統のあるオープントーナメントとして知られている。1977年に世界選手権が開催される以前は、世界の頂点を決める大会として各国のトップ選手が出場し、多くの名勝負を繰り広げてきた。日本選手は1960〜70年代にかけて、女子シングルスに出場した高木紀子、湯木博恵、竹中悦子などが優勝。女子ダブルスでも相沢マチ子/竹中悦子、徳田敦子/高田幹子などが頂点に立っている。最近では2016年に女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀が単複W制覇を遂げた。

※優勝者の名前は旧姓。

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/03/04

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