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【SSF】園田&嘉村、福島&廣田が3連勝で準決勝へ! 米元&田中も1位通過!<ダブルス>

12月15日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)3日目は、各種目の予選リーグが行なわれた。ここでは男女ダブルス、混合ダブルスの結果を紹介しよう。

 【男子ダブルス】

前回大会で準優勝している園田啓悟(上写真・右)/嘉村健士は、A組予選2試合を戦って2連勝。第3試合はデンマークの長身ペアと対戦したが、ここでも勢いは止まらず。第1ゲーム9本に抑えると、第2ゲームも21-19で勝利。予選3連勝で決勝トーナメントに進んだ。

もう1試合は、ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)が李俊慧/劉雨辰(中国)にファイナルゲームで競り勝ち、2勝1敗。園田/嘉村とともに準決勝に勝ち上がった。

▼グループA・第3戦

園田啓悟/嘉村健士②〔21−9、21−19〕0●ピーターセン/コールディング(デンマーク)40分

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔19−21、21−16、21−18〕1●李俊慧/劉雨辰(中国)60分

◆最終順位

1位 園田啓悟/嘉村健士(3勝)

2位 ギデオン/スカムルジョ(2勝1敗)

3位 ピーターセン/コールディング(1勝2敗)

4位 李俊慧/劉雨辰(3敗)

なんとかSSファイナルでの1勝を手にしたい保木卓朗/小林優吾(上写真・左)は、台湾のエースに成長した李洋/李哲輝と対戦。第1ゲームを21-15で先制した保木/小林だったが、第2ゲーム、第3ゲームを立て続けに奪われ敗戦。初めてのSSファイナルは白星をつかめずに終えている。

すでにグループBで2勝をあげている中国の張楠/劉成(上写真・左)とボー/モーゲンセン(デンマーク)の勝負は、デンマークペアに軍配があがった。第1ゲーム18本、第2ゲーム13本に抑えて予選1位通過を決めている。

▼グループB・第3戦

ボー/モーゲンセン(デンマーク)②〔21−18、21−13〕0●張楠/劉成(中国)35分

李洋/李哲輝(台湾)②〔15−21、21−15、21−16〕1●保木卓朗/小林優吾46分

◆最終順位

1位 張楠/劉成(3勝)

2位 ボー/モーゲンセン(2勝1敗)

3位 李洋/李哲輝(1勝2敗)

4位 保木卓朗/小林優吾(3敗)

【女子ダブルス】

4ペアが1勝1敗で並んでいたグループA。準決勝につながる白星をつかんだのは、日本の米元小春/田中志穂と、黄雅瓊/于小含(中国)。米元/田中は世界選手権金メダルの陳清晨/賈一凡(中国)を15本、15本の2−0で勝利。準決勝への切符をつかんだ。もう一組は黄雅瓊/于小含が、韓国の張藝娜/李紹希をこちらも2−0で退けて予選を突破している。

▼グループA・第3戦

米元小春/田中志穂②〔21−15、21−15〕0●陳清晨/賈一凡(中国)48分

黄雅瓊/于小含(中国)②〔21−12、21−14〕0●張藝娜/李紹希(韓国)41分

◆最終順位

1位 米元小春/田中志穂(2勝1敗)

2位 黄雅瓊/于小含(2勝1敗)

3位 陳清晨/賈一凡(1勝2敗)

4位 張藝娜/李紹希(1勝2敗)

すでにグループBで2連勝を飾り、準決勝進出を決めている福島由紀/廣田彩花(上写真・右)と、リターユール/ペデルセン(デンマーク)が対戦。第1ゲームを12本で奪った日本ペアは、第2ゲームも12本で抑えて2−0のストレート勝利。福島/廣田は1位通過、デンマークペアが2位通過となった。

鄭景銀/申昇瓚(韓国)と許雅晴/呉玓蓉(台湾)の試合は、ファイナル勝負の接戦を韓国ペアが勝利している。

▼グループB・第3戦

福島由紀/廣田彩花②〔21−12、21−12〕0●リターユール/ペデルセン(デンマーク)37分

鄭景銀/申昇瓚(韓国)②〔21−9、17−21、21−11〕1●許雅晴/呉玓蓉(台湾)

◆最終順位

1位 福島由紀/廣田彩花(3勝)

2位 リターユール/ペデルセン(2勝1敗)

3位 鄭景銀/申昇瓚(1勝2敗)

4位 許雅晴/呉玓蓉(3敗)

【混合ダブルス】

2連勝同士の対決となった鄭思維/陳清晨(中国)と香港の鄧俊文/謝影雪(上写真・右)の試合は、10本、18本に封じた鄭思維/陳清晨が勝利。予選1位通過を決めた。

すでに2敗を喫して決勝トーナメント進出を逃している数野健太/栗原文音だったが、ラストマッチでは意地を見せた。相手はスーパーシリーズ上位常連のジョルダン/スサント(インドネシア)だったが、数野/栗原は第1ゲーム13本で奪うと、第2ゲームも後半に5連続得点などで引き離し21-17。最後の試合を白星で飾った。

数野健太/栗原文音

▼グループA・第3戦

鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−10、21−18〕0●鄧俊文/謝影雪(香港)29分

数野健太/栗原文音②〔21−13、21−17〕0●ジョルダン/スサント(インドネシア)37分

◆最終順位

1位 鄭思維/陳清晨(3勝)

2位 鄧俊文/謝影雪(2勝1敗)

3位 数野健太/栗原文音(1勝2敗)

4位 ジョルダン/スサント(3敗)

 

グループBは準決勝進出を決めている王懿律/黄東萍(中国)とアーマド/ナトシール(インドネシア)が対戦。ファイナル勝負にもつれた試合を中国の若手ペアが制して予選1位通過を決めた。

また、予選突破はならなかったC・アドコック/G・アドコック(イングランド)とタン・キァンメン/ライ・ペイジン(マレーシア)2組の試合は、アドコック夫妻が2−0で勝利している。

 

▼グループB・第3戦

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−9、11−21、21−11〕1●アーマド/ナトシール(インドネシア)46分

C・アドコック/G・アドコック(イングランド)②〔21−13、21−16〕0●タン・キァンメン/ライ・ペイジン(マレーシア)36分

◆最終順位

1位 王懿律/黄東萍(3勝)

2位 アーマド/ナトシール(2勝1敗)

3位 C・アドコック/G・アドコック(1勝2敗)

4位 タン・キァンメン/ライ・ペイジン(3敗)

 

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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