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【全日本総合】「自分のプレーができれば大丈夫とも思っていた」(峰)<準々決勝コメント-7>

12月1日に開催された第71回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは試合を終えた選手たちのコメントを紹介しよう。

【女子シングルス】 峰歩美

(再春館製薬所)

結果:準々決勝は鈴木ゆうき(聖ウルスラ学院英知高)に2−0で勝利。

「(奥原の棄権で)周りからいけるだろうと思われていたので、プレッシャーや不安な気持ちにもなったけど、自分のプレーができれば大丈夫とも思ってました。ベスト4に入った感じではあまりなくて、1個1個の積み重ねでここまでこれたかなと思います。(高校生を相手にして)インターハイで結果を出しているので、強い相手だとは思っていました。私が途中でゆるんだ部分もあったけど、すぐに切り替えて集中できたのがよかったかなと思います」

 川上紗恵奈

(北都銀行)

結果:準々決勝は佐藤冴香(ヨネックス)に1−2で敗戦。

川上「総合では3回目の準々決勝で、自分は向かっていくだけだなと考えて試合に臨みました。(試合は)きつかったですけど、この1試合に勝ちたいと思っていたので、気持ちは最後まで切らさずにいけたと思います。ただ、途中で簡単なミスだったり、佐藤さんが打ちやすい球を上げてしまって、自分のペースが崩れてしまいました」

遠藤大由/渡辺勇大

(日本ユニシス)

結果:準々決勝は古賀輝/齋藤太一(NTT東日本)に2−0で勝利。

遠藤「お互いが緊張はしてましたが、こちらの方がまだ気持ち的に余裕があって、試合が進められたかなと思います。試合前は『絶対に緊張するから』という話をしていたので、細かいことを先に話していたのがよかったのかなと。緊張するとわかっている上での作戦のたて方とか、入り方とかがあると思うので」

渡辺「出だしから足が動いていて、それはミックスを1回やっていたのもありますけど、硬くならずに力が抜けた感じで入れたと思います。それが先に点数を取ることにつながって、気持ちに余裕も出てきたと思います」

浦井唯行/三浦昴

(丸杉)

結果:準々決勝は保木/小林(トナミ運輸)に0−2で敗戦。

浦井「実力差があったけど、攻めの展開までいけば点数がとれた部分もありました。ただ、攻撃までもっていく前にミスをしてしまい、そういう面では向こうが落ち着いていたかなと思います。目標はベスト4にしていたけど、(ミックス8強も含めて)まさかここまでこれると思っていなかった。両方とも調子がよかったので、今回はまあまあ頑張れたかなと思います」

三浦「ベスト8に入れたのはよかったけど、上との差はまだあると感じたので、これから来年に向けて頑張っていきたいです。2部(現在の日本リーグ)では1部(現在のS/Jリーグ)に上がれなくて残念でしたが、僕らがベスト8に入れたので、“2部の選手でもやれるぞ”ということを示すことができたと思います。これからまた上にいけるように頑張りたいです」

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

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