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【全日本総合】「強気に押せていけたのがよかった」(武下)<準々決勝コメント-6>

12月1日に開催された第71回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)4日目は、各種目準々決勝が行なわれた。ここでは、注目選手・ペアのコメントを紹介しよう。

【男子シングルス】

武下利一

(トナミ運輸)

 結果:準々決勝で、今年国内戦負けなしの桃田賢斗(NTT東日本)に2-0で勝利

武下「(桃田選手とは)今年に入って3回目の対戦ですが、これまで2回とも負けていたので、今回は本当に向かっていくだけでした。競った場面でも引くことなく、強気に押せていけていたのがよかったと思います。相手は配球やストロークが抜群にうまいので、自分からミスしないように、体力勝負になれば競っていけると思っていたので、なるべくラリーを長く続けるように意識していました。元々長い試合は得意なほうで、そこまで持っていけるところまで練習ができていたので、その成果が出てよかったです。

(この大会で)ベスト8まで来たことはありますが、そこから一つが越えられませんでした。今回、桃田選手に勝ってベスト4に入れたのは、明日に向けて自信にもなります。これまでは途中で弱気になることが多かったんですが、今回はミスをしても、『次にチャレンジしていこう』と思ってできたのがよかったです。(明日勝てばA代表だが?と聞かれ)意識はそれほどしていません。1試合1試合やっていこうと思って今大会臨んでいるので、明日また1試合、集中していきたいです」

取材・構成/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

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