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【SS】リオ五輪のリベンジ! チョンウェイが諶龍を下してV達成!<香港OP>

11月26日に開催されたスーパーシリーズ第12戦・香港OP(九龍)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

男子シングルスは、諶龍(中国)とリー・チョンウェイ(上写真/マレーシア)が2016年リオ五輪決勝戦以来の対決。第1ゲームを先制したのはチョンウェイ。終始リードを手にしたまま、21-14で諶龍を抑えた。第2ゲームは諶龍が13-7としたものの、ここからチョンウェイが猛追。5連続ポイントなどで15オールにすると、終盤の接戦を抜け出して優勝! リオ五輪のリベンジを果たしたチョンウェイは、3月の全英OP以来となるSS優勝をつかんだ。

女子シングルスは戴資穎(上写真・右/台湾)とシンデュ・P.V.(インド)が激突し、勝利をつかんだのは戴資穎。今年のSSでの対戦成績を2戦2勝としているシンデュに対し、第1ゲーム21-18で奪った戴資穎は、第2ゲームも中盤12オールから6連続得点。後半はシンデュも追い上げたが、最後は振り切った戴資穎が21−18で制して今年5度目のSSタイトルを獲得している。

男子ダブルスは、ギデオン(上写真左)/スカムルジョ(インドネシア)が、準決勝で井上拓斗/金子祐樹を破ったデンマークペアを2−0のストレートで下してV達成。女子ダブルスは中国の陳清晨/賈一凡、混合ダブルスも同じく中国の鄭思維/黄雅瓊(中国)が制した。

なお、香港OPを最後に今年のSSが終了。これにより12月13日〜17日まで開催されるSSファイナル(UAE・ドバイ)の出場権獲得者が決定している。

決勝戦の結果は以下の通り。

【男子シングルス】

リー・チョンウェイ(マレーシア)②〔21−14、21−19〕0●諶龍(中国)47分

諶龍(中国)

【女子シングルス】

戴資穎(台湾)②〔21−18、21−18〕0●シンデュ・P.V.(インド)45分

【男子ダブルス】

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−12、21−18〕0●ピーターセン/コールディング(デンマーク)37分

【女子ダブルス】

陳清晨/賈一凡(中国)②〔14−21、21−16、21−15〕1●ポリイ/ラハユ(インドネシア)70分

左からラハユ、ポリイ、陳清晨、賈一凡

【混合ダブルス】

鄭思維/黄雅瓊(中国)②〔21−15、21−13〕0●クリスチャンセン/ペデルセン(デンマーク)35分

鄭思維(左)/黄雅瓊(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO

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