【世界ランク】髙橋&松友がついに首位から陥落…<ダブルス>

10月26日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。スーパーシリーズの中でも格上のプレミア大会となるデンマークOPのポイントが加算され、上位陣にも順位変動があった。ここではダブルス3種目を紹介しよう。

【男子ダブルス】

ギデオン(右)/スカムルジョ(インドネシア)
ギデオン(右)/スカムルジョ(インドネシア)

韓国、日本、デンマーク3大会で決勝に進出しているギデオン/スカムルジョ(インドネシア)が首位をキープ。2位はボー/モーゲンセン(デンマーク)、3位には日本の園田啓悟/嘉村健士が続いている。

井上拓斗/金子祐樹が一つ順位を上げ、自己最高の14位に浮上したほか、日本三番手につける保木卓朗/小林優吾は、前回より2ランク下げて22位となっている。

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【女子ダブルス】

陳清晨(左)/賈一凡(中国)
陳清晨/賈一凡(右)

髙橋礼華/松友美佐紀が、2016年3月17日からキープしていた1位の座を明け渡し、陳清晨/賈一凡(中国)が初の世界ランク1位となった。髙橋/松友は、昨年のデンマークOP優勝の11,000ポイントが消えたことで、総合ポイントが大きく減。また、今年のデンマークOPも2回戦で敗れたことも首位陥落に影響した。

一方、1位に躍り出た陳清晨/賈一凡は、昨年末のSSファイナル、今年のインドネシアOP(SSプレミア)、世界選手権など、優勝ポイントが高い大会を制しているほか、ランキングに反映される10大会のうち、実に8大会はGPG以上の大会で優勝したポイントとなっている。

そのほかの日本選手では、デンマークOP準優勝の米元小春/田中志穂が2つランクをあげて6位に。5位の福島由紀/廣田彩花とは、3230ポイント差と詰めてきた。福万尚子/與猶くるみは9位。松本麻佑/永原和可那は24位としている。

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米元小春(右)/田中志穂
米元小春(右)/田中志穂

【混合ダブルス】

鄭思維(左)/陳清晨
鄭思維(左)/陳清晨

SSと世界選手権を合わせて4大会連続で決勝進出を果たしている鄭思維/陳清晨(中国)の1位は変わらず。女子ダブルスでも活躍する陳清晨は、2種目で世界ランク1位に輝いた。2位には同じく中国の魯愷/黄雅瓊、3位には世界王者のアーマド/ナトシール、ジョルダン/スサントとインドネシア勢が続いている。

日本一番手の数野健太/栗原文音は15位をキープ。二番手の渡辺勇大/東野有紗は1ランクアップの20位に位置している。デンマークOPで2回戦進出を果たした小林優吾/松友美佐紀は、17ランクアップの52位。同じく保木卓朗/廣田彩花は21ランクアップの63位。保木/廣田は高階知也/江藤理恵(81位)を抜いて、日本人ペア四番手に浮上した。

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文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/10/30
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