バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【愛媛国体】秋田が埼玉を下して優勝!<成年女子>

愛媛県砥部町で開催された『第72回国民体育大会』は10月9日、大会最終日を迎えて成年男女、少年男女の各種目決勝戦が行なわれた。ここでは成年女子のダイジェストをお届けしよう。

【成年女子】

秋田と埼玉が決勝へと駒を進めた成年の部女子。S/Jリーグ所属の北都銀行メンバー3人で挑んだ秋田は、ダブルスでナショナルA代表の米元/田中が、ねばる川島/尾﨑をファイナル16本で退けて勢いをつける。そして、第1シングルスでは、秋田の川上紗恵奈が西口涼子に2−0のストレート勝ち。接戦を制して勝ち上がってきた埼玉を寄せ付けなかった秋田が、2−0の完勝でうれしい優勝を飾った。

米元(右)/田中
川島(左)/尾崎

◎優勝監督コメント

秋田・原田利雄監督

「(監督として)過去4回準優勝していて、今回が5回目の決勝だったんです。だから5回目で優勝できてホッとしたというか。決勝もそうですけど、準決勝で対戦した3連覇中の熊本とか強いので、簡単に勝てる相手ではない。選手のデキ自体は決してよくなかったと思いますが、それぞれがしっかりと役割を果たしてくれたと思います」

【成年女子】

▼決勝

秋田 2−0 埼玉

米元/田中②〔21-9、8-21、21-16〕1●川島/尾﨑

川上紗恵奈②〔21-11、21-6〕0●西口涼子

※秋田は54年ぶり2度目の優勝

▼3位決定戦

熊本 2−0 東京

志田/松山②〔21-16、21-10〕0●土井/保原

峰歩美②〔16-21、21-13、21-11〕1●今別府香里

▼準決勝

秋田 2−0 熊本

埼玉 2−1 東京

▼準々決勝

熊本 2−1 山口

秋田 2−0 大阪

埼玉 2−1 鳥取

東京 2−1 石川

 

取材・文/吉井信行

 

【注釈】

本稿の見出し・記事内で秋田の優勝を「初優勝」としていますが、これは現行種目の成年女子となってからの成績です(大会HPより)。ただし、さかのぼると1963年に一般女子の種別で秋田が優勝を果たしており、これを含めると54年ぶり2度目の優勝となります。

バドスピTOPへ
モバイルバージョンを終了