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【ジャパンOP】高橋&松友が3年ぶり2度目のV達成!<決勝戦>

9月24日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(東京体育館・SS)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。

日本からは3種目で決勝に進出し、第1試合に登場したのが女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀。2014年優勝以来、2度目のVをねらう髙橋/松友は、韓国の金ハナ/孔熙容と対戦した。

第1ゲームは髙橋/松友が先行する展開となったが、中盤に韓国ペアに逆転されて14-17。しかし、ここから6連続得点などで追い抜いた髙橋/松友が21-18で先制した。第2ゲームも日本ペアがリードを保ちながら試合を進め、最後は21-16で勝利。髙橋/松友がダイハツ・ヨネックスジャパンOPで2度目の優勝を遂げた。

続く第2試合は男子ダブルス。SS初の決勝進出を決めた井上拓斗/金子祐樹が、インドネシアの若手エース、ギデオン/スカムルジョと対戦した。SS優勝実績のあるインドネシアペアに対し、井上/金子は常に先行される苦しい展開。第1ゲームを12本で落とした日本ペアは、第2ゲームも点差をつめられずに15-21で敗戦。初Vはならなかったが、井上/金子が日本の地で好結果を残した。

ギデオン(右)/スカムルジョ(インドネシア)

第3試合の混合ダブルスには、こちらも初のSS決勝となった保木卓朗/廣田彩花が登場。相手は中国の若手、王懿律/黄東萍だったが、今回が3大会目という日本ペアは第1ゲーム、12-10と前半は健闘。しかし、ここから経験の差が出てしまい、中国ペアに引き離されて13-21。第2ゲームも、リードを大きく広げた中国ペアがそのまま保木/廣田を圧倒。21-8で制した王懿律/黄東萍が優勝を遂げた。

女子シングルスは、前回王者の何冰嬌(中国)とリオ五輪金メダリストのキャロリーナ・マリーン(スペイン)が激突。第1ゲーム23-21の接戦を制したマリーンが、第2ゲームも相手を振り切って勝利。マリーンは2015年香港OP以来のSS制覇をつかんだ。

キャロリーナ・マリーン(スペイン)

最終試合に組まれたのは、男子シングルスのビクター・アクセルセン(デンマーク)とリー・チョンウェイ(マレーシア)の対決。7度目のVをめざしたチョンウェイだったが、その前に立ちはだかったのはデンマークの世界王者だ。第1ゲームをアクセルセン、第2ゲームをチョンウェイが奪い合い、勝負の行方はファイナルゲームへ。すると、ここで先に抜け出したのがアクセルセン。序盤から5−0と先行すると、チョンウェイも観客を沸かせるプレーを披露したが、点差は広がり最後は21-14。アクセルセンが世界王者の貫禄をしっかり見せ、見事頂点に立った。

ビクター・アクセルセン(デンマーク)
リー・チョンウェイ(マレーシア)

決勝戦の結果は以下の通り。

 

【男子シングルス】

ビクター・アクセルセン(デンマーク)②〔21−14、19−21、21−14〕1●リー・チョンウェイ(マレーシア)

【女子シングルス】

キャロリーナ・マリーン(スペイン)②〔23−21、21−12〕0●何冰嬌(中国)

何冰嬌(中国)

【男子ダブルス】

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−12、21−15〕0●井上拓斗/金子祐樹29分

【女子ダブルス】

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−18、21−16〕0●金ハナ/孔熙容(韓国)56分

【混合ダブルス】

王懿律/黄東萍(中国)②〔21−13、21−8〕0●保木卓朗/廣田彩花33分

王懿律(左)/黄東萍(中国)

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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