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【全日本ジュニア】前回王者の奈良岡功大がベスト4入り!〈ジュニアの部〉

9月16日に開幕した全日本ジュニア選手権(群馬県・ALSOKぐんまアリーナ・サブアリーナ)は、17日までに各種目の準々決勝が行なわれた。ここでは、ジュニアの部男女シングルスのダイジェストをお伝えしよう。

 

優勝候補の奈良岡功大(青森)。大会連覇に向けて注目が集まる

 

【ジュニアの部 男子シングルス】
四つ角シードの4選手が準決勝へと駒を進めた男子シングルス。第1シードの奈良岡功大(青森)は、緒戦(2回戦)から2-0を重ねてベスト4入り。大会連覇に向けて注目の集まる高校1年生が、地力の高さを見せつけた。第2シードの一井亮太(岡山)は、武器であるスマッシュを存分に生かしてストレート勝ちで準決勝へ。埼玉の中山裕貴と緑川大輝も、1ゲームも落とすことなく最終日へと勝ち進んだ。

今年のインターハイで8強に名を連ねた一井亮太(岡山)が準決勝に進出

 

【ジュニアの部 女子シングルス】
ベスト4に一番乗りしたのは、インターハイ3位の水井ひらり(福島)。好調をうかがわせる盤石な試合運びで、緒戦(2回戦)から快調に白星を重ねた。

ダブルスでも準決勝進出を決めている水井ひらり(福島)は、2種目制覇をめざす

 

2年生の上杉杏(埼玉)は、第1シードの内山智尋(福島)を準々決勝で撃破。相手は前回大会準Vの実力者だが、丁寧なラリーでチャンスをつくり、2ゲームともに10本に抑える安定した戦いぶりを見せた。また、前回8強の明地七海(大阪)は、2-0のストレート勝ちを続けて準決勝に進出。栃木の佐川智香は、準々決勝で第3シードの善家百合子(岡山)を2-1で破ってベスト4に名を連ねた。

第1シードを下した上杉杏(埼玉)

 

18日の最終日は、各種目の準決勝、決勝が行なわれる。

 

各種目・準々決勝の結果は以下の通り。

 

【ジュニア男子シングルス】
奈良岡功大(青森) 2-0 川本拓真(埼玉)
緑川大輝(埼玉) 2-0 藤井 凌(岡山)
中山裕貴(埼玉) 2-0 本間暉人(青森)
一井亮太(岡山) 2-0 加藤太基(埼玉)

 

【ジュニア女子シングルス】
上杉 杏(埼玉) 2-0 内山智尋(福島)
明地七海(京都) 2-0 染谷菜々美(福島)
佐川智香(栃木) 2-1 善家百合子(岡山)
水井ひらり(福島) 2-0 齋藤 夏(埼玉)

 

【ジュニア男子ダブルス】(9月16日)
中山裕貴/緑川大輝(埼玉) 2-0 一井亮太/藤井 凌(岡山)
安井颯杜/鈴木勝也(兵庫) 2-0 楠 航介/甲斐聡一郎(愛媛)
武井優太/加藤太基(埼玉) 2-0 小室直椰/野田好希(東京)
奈良岡功大/武藤映樹(青森) 2-0 小川翔悟/樋口太一(宮崎)

 

【ジュニア女子ダブルス】(9月16日)
吉田瑠実/齋藤 夏(埼玉) 2-1 斉藤さくら/松久 紬(兵庫)
植村理央/藤井史織(大阪) 2-0 仲井杏花里/熊野葉月(滋賀)
関谷芽紅/徳岡梨々香(大阪) 2-1 明地七海/小野美晴(京都)
水井ひらり/内山智尋(福島) 2-1 新井田楓/韮澤美羽(香川)

 

【ジュニア新人男子シングルス】
武井凜生(福島)2-0奥 優汰(富山)
齋藤 駿(福島)2-0 岩野滉也(福島)
後藤拓人(青森)2-1 小林遥輝(群馬)
野口翔平(埼玉)2-1 池田真那斗(福島)

 

【ジュニア新人女子シングルス】
小野涼奈(福島)2-0 久湊菜々(愛知)
明地陽菜(京都)2-1 室屋奏乃(福岡)
杉山 薫(福島) 2-0 倉島美咲(埼玉)
舛木さくら(栃木) 2-0 水津愛美(山口)

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

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