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【スディルマン杯】「自分たちがやりたいことを出せるようになってきた」(松友)<準々決勝>

5月26日に開催されたスディルマンカップ(オーストラリア・ゴールドコースト)6日目は、グループ1準々決勝が行なわれた。ここでは、日本VSマレーシア戦を終えた選手・監督のコメントを紹介しよう。

園田啓悟/嘉村健士(手前)

嘉村「今回は予選リーグの結果をリセットして入れたので、それがよかったかなと思います。2ゲーム目は僕の集中力が切れてしまった部分はあったけど、ファイナルゲームは園田がサーブまわりでしっかり触って(その後のラリーを)決めることができたと思います。あとはやることは変わらないので、一戦一戦、チーム全員で頑張りたいです」

園田「前日の試合から切り替えることができたし、最後は自分たちのガッツあるプレーでできたと思います。ファイナルゲームでは、自分たちのエラーがなく得点を重ねられたのが勝因だと思います。団体戦は気持ち大きい。しっかり声を出して次の戦いも頑張りたい」

奥原希望

「出だしは緊張してプレーが硬くなってしまったけど、最後までしっかりできたかなと思います。女子シングルスは勝たなきゃいけないという状況でまわってくるし、点差が離れたらそのぶん周りの“大丈夫だろう”という雰囲気が伝わってくる。勝負では絶対がないから油断できないとわかっているけど、そういった部分を引き締めるのは難しいです」

 

西本拳太

「アジア選手権のときに1度対戦しましたが、その時よりも相手は自分が打った球を読んでいるな、と思いました。長いラリーになることは覚悟していたけど、自分からレシーブの面でミスすることが多かったし、そこがトップ選手と比べるとまだまだ。

試合内容はドイツ戦よりもよかったとは思いますし、2ゲーム目も11点までは接戦でいけました。ただ、後半はやっぱりフィジカル面というか、相手は自分の球に対する対応力、返球バリエーションは多かったので、そこが実力の差かなと思います」

髙橋礼華/松友美佐紀(左)

髙橋「予選で戦ったマレーシア戦よりも、自分たちの動きがよかったです。今回は松友が前衛で前に出てくれたので、私は後ろをカバーするだけでした。それができたので、今大会で一番いい形が出せたのかなと思います。日本チームの仲間もそうですし、会場に来てくださった日本人の方も応援してもらっているので、すごい励みになったし、頑張れました」

松友「予選リーグよりもいい試合ができたので、明日の試合(中国戦)に向けて準備をしたいと思います。今日の相手は何度も対戦している相手なので、特徴もわかっていました。そこで自分たちがやりたいことを、予選よりは出せるようになっているので、準決勝もしっかりやってきたことを出していきたいです」

 

朴柱奉監督

「予選と同じく、我々の方にプレッシャーはあったけど、選手たちは勝負する強い気持ちで戦えました。マレーシアは世界のトップの国ですから、そこに2回勝てたのはよかったです。ポイントは園田啓悟/嘉村健士の男子ダブルスでしたが、ここがとれたのが大きい。危ない試合でしたが、勝てて本当によかったですね。女子シングルス、ダブルスは安定して試合ができていました。

中国は全体の力でいえば、男子シングルス、ダブルス、ミックスは相手が上。女子ダブルス、シングルスはいい勝負というイメージ。でも、これはマレーシアと同じイメージで、そこに日本は勝てたわけですから、最後の最後までトップの中国に挑んでいきたいと思います。優勝の向けては大きな山場。しっかり休んで試合に準備したいです」

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